- ゆったりした流れから、早い段階でペースアップ→最後は落ち込む展開。
- 末の持続力が問われた。
スワンS結果
1 | カツジ | 1.21.2 | 34.3 | 01-01 |
2 | ステルヴィオ | 1.21.4 | 34.3 | 05-05 |
3 | アドマイヤマーズ | 1.21.5 | 34.5 | 02-02 |
4 | アルーシャ | 1.21.5 | 34.0 | 09-07 |
5 | シヴァージ | 1.21.5 | 33.4 | 15-15 |
天候:晴 芝:良
上り4F:45.7 3F:34.3
前半3F:35.5
12.6-11.2-11.7-11.4-11.1-11.0-12.2
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半やや落ち着いた入り方から、後半は徐々に加速して
行きつつ、早い段階で脚を使い切って→ラスト1Fは落ち込む形。
今回の特徴は、全体としての形そのもの。
多くの馬が余力を残せる後傾の展開の中で、(下り坂の後押しもあって)早い
段階でペースが上がり、コーナー部分が速くなった。
内の馬場を避ける傾向も相変わらず続いており、2(~3)頭を除いてみんなが
ハッキリと外を回す形で、ラスト3Fの区間で10秒台になっていた馬も結構いた
気はするし、コーナリングで(額面以上に)脚を使い過ぎていた印象。
その結果、直線では思ったほど脚を伸ばせず→(3着以降のカタカナ着差が示す
ように)最後は同じ脚になってしまった…という雰囲気ではある。
(適性的には、一応末の持続力…といったところ)
往々にしてこのパターンでは、ロスなく回してきた馬が上位独占…となりがち
だが、今回の場合、そもそもロスなく回した馬が少ない…というところで、結局
馬場のいい所を通った馬が優勢に。勝ち馬の軌道だけが際立つ結果になった。
(メイショウオーパスがもう1つ早い段階で内に切り替えていたら⇒どうなって
いたか?という興味はあるが…)
この先に向けては、とりあえず各馬それぞれの挙動によって→細かく上げ下げ
…といったところだが、(タイムはそれ程でもないが)ラップから作る個人的な
指数は意外と高め。つながる可能性も無きにしも非ず…かも。果たして。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
カツジ
積極的な競馬から、コーナー部分だけ内を通る、完璧なアウトインアウト。
他が外で勝手に脚を使っているのを尻目に、最後まで持続させての押し切り。
岩田Jの素晴らしい好騎乗だった。
馬自身に関しては、この時期の京都への適性を考えると、本番が9月開催のない
フレッシュな阪神…というのは微妙かも知れないが、何だかんだ2頭のG1馬を
従えての勝利。まずは復活!と見たいところだし、個人的にも、これはもう少し
考えなければ…となる。もう1度見直して、あとは当週、ヨコの比較をしてみて
…といったところ。
アドマイヤマーズ
インを避けた馬たちの中では、ロスなく回した方だが、同じようなラインを選択
した馬たちはあまり結果を出せなかった。その中で斤量を背負いつつ…なので、
とりあえずここは、崩れなかった…というだけで良しとしたいところ。
今回は馬体重的にも余裕があって、叩いての前進は見込めそうだし、この馬に
とって阪神はG1を制している舞台でもある。
相手も揃いそうだが、当然しっかりと注目しておきたい存在。
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