2020年12月23日水曜日

ターコイズステークス回顧(ラップ分析)2020


まとめ
  • (実質的には)やや前傾の一貫した展開。
  • 持続力(&一定の持久力)が問われた。

ターコイズS結果

スマイルカナ1.34.6 35.7 02-03-03
アンドラステ1.34.6 35.4 06-05-05
フェアリーポルカ1.34.8 35.4 08-08-08
シーズンズギフト1.34.9 34.8 16-16-15
ビッククインバイオ1.35.0 35.9 03-04-04
インターミッション1.35.0 35.2 14-15-11

天候:曇 芝:良
上り4F:48.1 3F:36.3
前半4F:46.5
12.0-11.3-11.2-12.0-11.8-12.1-11.9-12.3



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半ある程度速く、道中以降は細かい緩急がつきつつ、
(大きく見れば)徐々に減速という形。

今回は、結果的に沈んだ前2頭が少し離した隊列で、3番手にいた勝ち馬の所で
見ると、やや前傾の一貫した展開…というのが実質。
適性的には、持続力(&一定の持久力)というレースだった。

脚質的には、前が押し切りつつも、後ろもしっかり迫った格好で、前後満遍なく
…という結果になっているが、上位は道中内寄りのコースを進んだ馬たち。
一貫したラップの中で、極力ロスのない競馬をすることが重要にはなった。

この先に向けては、とりあえず上位の(適性込みの)強さを認めたい…といった
ところだが、外から進めた馬の巻き返しなどにも、やはり注目はしておきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

スマイルカナ
相手を先に行かせつつ、道中自身はじっくりと進めて一貫したラップを踏んで、
直線もしっかり持続させての押し切り。とりあえず、この舞台では何でもできる
ような感じになっているし、地力&適性の高さは言うまでもないところ。
切れと持続力をバランス良く備えているタイプ的に、(持続的な要素も問われる)
馬場が速い時期の東京ならば、本来は出来ても良さそうなイメージ。
来年そこに対応を見せるかどうか? しっかりと注目していきたい。

フェアリーポルカ
道中は内寄りから進めた格好だが、後半は外に持ち出した内容。斤量を背負う
立場でもあったし、他の上位馬が直線も極力ロスしないコースを通ったことを
考えれば、当然評価できる。
極端なスピードが問われなかった…というのはあるが、初のマイルにもしっかり
対応。この状態ならば当然、中距離に戻っての活躍にも期待は持てるはず。
注目しておきたい。(パワーが問われる時期は特に)



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