2021年1月21日木曜日

愛知杯回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • 極端な前傾戦。後続も道中以降は厳しいラップを踏んだ。
  • 高い持久力&持続力が問われた。

愛知杯結果

マジックキャッスル1.58.7 35.4 11-11-10-08
ランブリングアレー1.58.7 35.4 08-09-09-08
ウラヌスチャーム1.59.2 35.2 17-17-17-18
アブレイズ1.59.2 35.5 14-14-15-15
サトノガーネット1.59.5 35.7 18-17-17-16
デンコウアンジュ1.59.5 36.0 16-15-12-11

天候:晴 芝:良
上り4F:49.0 3F:36.4
前後半1000m:57.9-60.8
12.3-10.2-11.8-12.0-11.6-11.8-12.6-12.3-12.0-12.1



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半が相当に速くなり、その後も全く緩まない展開。
勝負所~直線では一応緩急がついたが、上がりは掛かった。

改修前の中京10Fは速い入り方をする舞台だったが、今回はそれに匹敵する
(超える)ような厳しい展開になった。
もちろん前3頭が飛ばしたものだが、離れた後続もやはりかなり引っ張られて
いて、特に道中では高い水準のラップを踏んだ格好。

後半部分は一応溜める形にはなっているものの、そこで後続はしっかり詰めて
いるので、実質的には長い脚を使っているし、適性的には、当然高い持久力&
持続力が問われるレースになった。

脚質的には、さすがにこの展開なので差し有利にはなって、飛ばした馬たちは
もちろん、(相対的に)少しでも引っ張られた好位の馬には難しくなった。

その点でこの先に向けては、それらの巻き返しには注目しておきたいし、それと
同時に、レース自体の水準も高くなっているので、上位(特に2頭)の力は当然
しっかりと認めておきたいところ。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

マジックキャッスル
中団のやや後ろから、勝負所もじっくりと進めつつ、直線は満を持してという
形から→最後キッチリと差し切っての勝利。
展開に対する位置取り的には一応恵まれた方ではあるが、自身も道中はかなり
高い水準で進めているし、その地力は当然認められる。
馬格のない馬だが、今の馬場でも上回って来られるような中身の良さがある。
その点、ある程度引っ張られる形の中距離は合いそうだし、今回の水準ならば
牡馬相手でも出来て良さそう。しっかりと注目していきたい。

ランブリングアレー
(前からは離れた)好位集団の後ろから、勝負所は馬群の中でじっくり→直線
内に切り込みつつ、しっかりとした伸びを見せた格好。最後伸び負けはしたが、
内⇔外の馬場の差もあったし、シンプルに強い内容ではあった。
今回、展開は厳しいが、自身は近走と比べればじっくりとした入り方になって
いて、脚の使い方としては、やはり道中~上がりという形が合いそう。
中身の良さで勝負したいイメージからも、距離ももう1つ延長しても良さそうな
気はする。この先、その動向にも注目。



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