2021年2月25日木曜日

ダイヤモンドステークス回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • ゆったり入りつつ→徐々にペースアップ、後半はロングスパートの展開。
  • 一定の持久力&持続力が問われた。

ダイヤモンドS結果

グロンディオーズ3.31.2 34.5 07-06-07-07
オーソリティ3.31.2 34.8 05-03-04-03
ポンデザール3.32.1 35.3 11-10-10-09
ナムラドノヴァン3.32.2 35.2 13-14-13-12
ヒュミドール3.32.3 35.9 03-03-04-03

天候:晴 芝:良
上り4F:46.7 3F:35.1
38.2-38.4-38.2-37.8-11.9-11.6-11.4-11.8-11.9
13.3-12.3-12.6-12.9-12.7-12.8-12.3-13.1-12.8-12.7-12.5-12.6-11.9-11.6-11.4-11.8-11.9



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半がかなり落ち着いた流れになって、その分道中は
(速くはないものの)それなりの水準で進む展開。そこから後半は早い段階で
仕掛けつつ→最後は右肩下がりの形。

今回の場合、スタートはゆったりと流れたものの、道中ではしっかりとペースが
整えられているし(馬場を考えれば差し引きゼロとはいかないが)、長い道中を
進めつつ→早い段階で脚を使い切った内容。結局最後は余力の差が表れた雰囲気
だし、適性的には、(一定以上の)持久力&持続力というレースだった。

脚質的には、ロングスパートの中で、一応は差し馬優勢と言って良さそうだが、
やはりこれも地力(&適性)があってこその印象。
その点でこの先に向けても、後ろを大きく離した2頭を筆頭に、上位馬の力を
素直に認めて…としておきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

グロンディオーズ
中団からじっくりと進めて、上がりは(結果的に)ワンテンポ遅らせた仕掛け
から→キッチリと差し切っての勝利。
相手と比べれば条件的には恵まれていた立場だが、自身としては中身の部分での
勝負になってしっかり前進してきたし、やはり長いところへの適性は高そう。
この先は、地力の部分でもう1つ更新出来るなら…とはなるが、その可能性も
視野に入れて注目はしておきたい。

オーソリティ
好位後ろから進めて、直線早い段階で抜け出しつつ→際どく差されての2着。
斤量を背負う立場で、ロングスパートの展開に対する位置取り的にも、これは
仕方のない結果と言えるだろうし、負けて強し…という評価でいいはず。
阪神の長丁場に対しても、イメージ的には結構ハマるし、当然期待はしておき
たい1頭。あとは今回と同じく(展開に対する)位置取りの部分で、柔軟に対応
できれば…といったところ。



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