2021年2月28日日曜日

中山記念展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • 道中がかなり締まった展開になる。
  • 高い持続力が問われる。
  • 予想◎バビット

過去のラップタイム

2020 12.4-11.8-11.8-11.8-11.5-11.7-11.9-11.3-12.1
2019 12.4-11.1-11.5-11.7-11.5-11.7-12.1-11.6-11.9
2018 12.8-11.7-11.7-11.5-11.5-11.8-12.2-11.9-12.5
2017 12.6-12.2-12.6-12.9-11.1-11.6-11.6-11.3-11.7
2016 12.6-12.0-11.9-11.6-11.3-11.6-12.0-11.1-11.8
2015 13.1-12.2-12.2-12.3-12.1-12.3-12.2-11.7-12.2
2014 13.0-12.2-12.1-12.2-11.6-11.8-12.3-12.1-12.5
2013 12.9-11.8-11.5-11.3-11.1-11.4-12.0-12.0-13.3
2012 12.8-11.8-11.4-11.4-11.3-11.6-11.8-12.0-13.2
2011 12.8-11.5-12.0-12.2-11.6-11.4-11.7-11.1-11.7

過去10年の平均ラップタイム
12.74-11.83-11.87-11.89-11.46-11.69-11.98-11.61-12.29
1.47.36



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、スタート直後はある程度ゆったり流れるものの、その分
道中が(多少の緩急はあるが)相当に締まった展開になり、そのまま上がりまで
高い水準を維持する形。

とにかくここの特徴は、緩い前半を受けての騎手心理&向正面の下り坂という
コース形状によって、道中がかなり速くなることで、息を入れられない展開への
対応力&スピード耐性という部分で、相当な持続力(筋持久力)が必要になる。

もちろん道中が落ち着く年もあって、その場合切れタイプの台頭も考えられそう
なのだが、結果を見れば持続タイプが結局は強くて、狙いとしては変化をつける
必要は特になさそう。


好走する条件
・高い持続力があること



予想

土曜は、開幕週としては理解しがたい…というような超スローもあって、平凡な
時計が目立っていたが、メインのようにしっかりと流れれば、ちゃんと好時計。
クッション値が示すように、硬く速い馬場ではありそう。
好位から→上がりをしっかりとまとめられそうなタイプを中心に考えたい。

◎バビット
長い距離においては、単純に走りが細かく感じたし、やはり本質的なところで
距離短縮は大きくプラスに働きそう。
元々新潟の長い直線で決め手を発揮したこともあるし、ラジオNIKKEI賞では、
スタートで脚を使いつつ→上がり最速で圧勝している馬。
今の条件には十分ハマって良さそうだし、ここはシンプルに巻き返しに期待して
みたいところ。

○パンサラッサ
前走は、前半が速くなった流れを、ある程度好位から進めつつ→しっかりと粘り
込んでの2着。内容的にも、距離短縮につながって良さそうな雰囲気ではある。
バビットにはラジオNIKKEI賞で完敗している訳で、そのあたりの比較でどうか?
というのはあるが、(これも厳しい展開の)オクトーバーSでともに抜け出した
テリトーリアルは先週重賞を制覇。今の状況的にも、注目はしたくなる。

▲トーセンスーリヤ
宝塚記念は、厳しい展開で逃げつつ→崩れ切らず…の7着。当然地力は高い。
元々はしっかりとした決め手も発揮できているし、新潟大賞典のように平均的に
脚を使って→上がりをまとめる…ということもできていて、今の状況にハマる
可能性はあっても良さそう。
休み明けの部分がどうか?というのはあるが、注目はしておきたい。

注クラージュゲリエ
日経新春杯は、前半からある程度流れに乗りつつ、平均的に脚を使っての3着。
その時の内容なら、とりあえず距離短縮にもつながって良さそうだし、ここでも
やはり上位扱いになる。
土曜はあまりハマっていなかったルメールJがどのような競馬をするか?だが、
何かしらの工夫があれば、当然可能性はあっていいはず。

△ヒシイグアス
元々は同舞台スプリングSで、差し馬優勢の展開を好位から粘っている馬だし、
適性的に合っている可能性はありそう。
ただし、古馬になってからは前半が落ち着いた流れしか経験していない…という
ところで、裏付け的には微妙。ここは1つの試金石とは言えるのかも知れない。
覚醒したかも知れないハーツクライ産駒を無下にはできないが、相手まで。

△コスモカレンドゥラ
前走は、引っ張られる展開の中で、ある程度流れに乗りつつ→粘っての3着。
2着したパンサラッサとは少し差があったが、それなりの評価にはできそう。
この舞台では、勝ちか負けか…とハッキリした経歴で、信頼まではしづらいが、
適性的には悪くないし、(指数的にとにかく高く出ている)カシオペアS組の
1頭という点でも、とりあえず注目はしておきたい。



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