まとめ
- まずまずのペースから、道中淀みなく流れて→最後だけ少し落ちる展開。
- 一定の持久力&スピード持続力が問われる。
高松宮記念過去9年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。2020(モズスーパーフレア:1.08.7)
(1位入線:クリノガウディー→降着)
12.1-10.8-11.3-11.4-11.2-11.9
天候:晴 芝:重
上り4F:45.8 3F:34.5
前半3F:34.2
勝ち馬コーナー通過:01-01(1位入線:03-03)
勝ち馬上り3F:34.5(1位入線:33.8)
2019(ミスターメロディ:1.07.3)
12.0-10.1-11.1-11.4-11.2-11.5
天候:晴 芝:良
上り4F:45.2 3F:34.1
前半3F:33.2
勝ち馬コーナー通過:04-05
勝ち馬上り3F:33.6
2018(ファインニードル:1.08.5)
12.0-10.3-11.0-11.4-11.5-12.3
天候:晴 芝:良
上り4F:46.2 3F:35.2
前半3F:33.3
勝ち馬コーナー通過:06-06
勝ち馬上り3F:34.5
2017(セイウンコウセイ:1.08.7)
12.3-10.3-11.2-11.4-11.3-12.2
天候:小雨 芝:稍重
上り4F:46.1 3F:34.9
前半3F:33.8
勝ち馬コーナー通過:04-04
勝ち馬上り3F:34.5
2016(ビッグアーサー:1.06.7)
11.7-10.1-10.9-10.8-11.1-12.1
天候:曇 芝:良
上り4F:44.9 3F:34.0
前半3F:32.7
勝ち馬コーナー通過:04-04
勝ち馬上り3F:33.4
2015(エアロヴェロシティ:1.08.5)
11.9-10.7-11.4-11.6-11.3-11.6
天候:小雨 芝:稍重
上り4F:45.9 3F:34.5
前半3F:34.0
勝ち馬コーナー通過:02-03
勝ち馬上り3F:34.3
2014(コパノリチャード:1.12.2)
12.1-10.7-11.7-11.9-12.6-13.2
天候:曇 芝:不良
上り4F:49.4 3F:37.7
前半3F:34.5
勝ち馬コーナー通過:02-02
勝ち馬上り3F:37.2
2013(ロードカナロア:1.08.1)
11.9-11.0-11.4-11.2-11.0-11.6
天候:晴 芝:良
上り4F:45.2 3F:33.8
前半3F:34.3
勝ち馬コーナー通過:09-07
勝ち馬上り3F:33.2
2012(カレンチャン:1.10.3)
12.2-10.6-11.7-11.6-11.7-12.5
天候:晴 芝:良
上り4F:47.5 3F:35.8
前半3F:34.5
勝ち馬コーナー通過:02-02
勝ち馬上り3F:35.5
過去9年の平均ラップタイム
12.02-10.51-11.30-11.41-11.43-12.10
1.08.78 33.83-34.94
ラップ傾向
(過去記事の転載)過去の平均ラップタイムを見ると、前半ミドルペース~やや速い入り方をして、
コーナー~直線に掛けて一定のペースを保ちつつ→ラスト1Fだけ落ちる展開。
(馬場状態の振れ幅がかなり大きくなっているが、ラップの形はコース平均と
ほぼ変わらないので、イメージとしてはこれでいいはず)
この舞台には、最初の直線の短さによって前半のペースがそれほど上がらない
という特徴があるが、このレースに関しては近年ペースが上がる傾向にあって、
当然一定の持久力は問われる。
その後は、コーナー部分に差し掛かって(特に後続は)一旦脚を溜める格好に
なるが、一方で(道中がずっと下り坂という)コースの形状的に極端なペース
ダウンとはならず、フラットな形のラップを刻みやすい。
したがって、後半部分は(粘りというより)持続的な脚の使い方になる。
往々にしてハイペースから→粘る形よりも、速過ぎず&遅過ぎない入り方から
道中を淀みなく進めて→上がりをまとめる形の方が時計は出る。
(⇒つまりは着で上回る)
その点で脚質的には、近年のペースに当てはめて考えれば、前から押し切ろうと
する馬よりも、速い前半は少し受け流しつつ→前後半をイーブンに近い内容で
まとめられる馬がハマるイメージ。
ある程度流れに乗れることも、上がりをまとめられることも重要。もちろん、
当日の馬場やペース次第ではあるものの、前後どちらかに特化せず、自在性の
あるタイプを中心に考えておきたい。
好走する条件
・一定の持久力は問われる
・スピード持続力が必要
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