2021年3月27日土曜日

高松宮記念展望(予想)2021



予想


ここまでのこの開催を思えば、もはや当然の雨。午後に強くなる予報で、急激に
悪化する可能性もありそう。
今週はコース替わりしているので、道悪になれば、これまで使われていなかった
所を目指し→馬群全体が大回りになって、距離を走ることになるのかも。

◎レシステンシア
阪急杯は、単純にハイパフォーマンス。地力ではやはり上位。
そのレースも前半は実質あまり速くない流れだったし、33秒台で入った経験が
ない馬だけに、スプリント水準に対してはここが1つの試金石になるのだが、
雨で絶対的なスピードが問われない…というのなら、話は別。
道悪の桜花賞では、実質的にスプリント水準のラップを刻んで→粘り込んでいる
訳なので、既に裏は取れている扱いになる。
あとは浜中Jに替わってどういった考え方になるのか?といったところで、ハナ
絶対…とか、無理をし過ぎることさえなければ。

○マルターズディオサ
阪神Cは、速い前半で押し上げる動きをしつつ、勝負所も積極的な内容から→
しっかり粘り込んでの2着。その地力は十分に認められる。
この馬も距離短縮組なので、耐えるというよりも持続という方向性にはなるし、
適性的に中京6Fはこなせていいはず。
ぶっつけというのは微妙だが、仮に前走の内容がそのまま阪急杯で示したもの
だったとしたら、ここで巻き返して→勝ち切ってもいいパターンに該当する。
レシステンシアを眺めつつ→上がりをまとめて好走する可能性は十分ありそう。

▲インディチャンプ
阪神C&阪急杯は、ほとんど同じような内容の脚の使い方で、あと1つ足りず
…という結果。細かい脚使いをするタイプ的に、速い馬場で外を回すと続かない
というのはあるが、絶対的に速いスピード水準での追走…という部分でも、少し
限界を感じさせる印象ではあった(削られた)。
ただしその点、今回は恵みの雨。絶対的なスピードが問われず、脚使いも道悪に
対してはプラスになるだろうし、この2戦よりも上手くいく可能性はありそう。
極力ロスを抑えつつ、直線は中ほどから→真っ直ぐに力を使う競馬なら。

注ダノンスマッシュ
落ち着いた流れの昨年は何も出来ずに終わったが、一昨年の高松宮記念や昨年の
セントウルSのように、引っ張られればこの舞台でも力は出せている馬。
基本は前傾の持久力勝負でこそ…というのは間違いないと思うので、終いを伸び
切れるか?というのは結局あるが、道悪では(落ち着いた昨年が特殊なだけで)
前傾度が高くなるのが普通。ある程度流れに乗って→地の強さを発揮する形で、
勝ち負けする可能性はやはり考えておきたい。

△ライトオンキュー
シルクロードSは、自身平均的に脚を使っての2着。最後は交わされたものの、
相手よりも1.5kg斤量を背負っていたし、それを考えれば十分な内容だった。
そのレースも然り、経歴的には、とりあえず自身34秒台で入りたいタイプでは
あり、絶対的なスピードが問われない…というところで、今回の雨はプラス。
実質的なペースが上がった場合に、つき合い過ぎない…ということは必要だが、
自身のリズムで走れば、浮上する可能性はあっても良さそう。注目はしたい。

△ラウダシオン
シルクロードSは、前後半をほぼイーブンでまとめての3着。持続力を示した。
パフォーマンス自体は、特筆するほど高いということにはならないが、斤量を
背負う立場ではあったし、本番と同じ舞台の古馬スプリント重賞でしっかりと
好走したことは、当然1つの強みにはなる。
スプリントG1水準だと、前半&後半ともにもう1段ずつ上げる必要はあるし、
その点はどれだけ上積みがあるか?次第だが、やはり相手には考えておきたい。

△レッドアンシェル
この舞台では、道悪のCBC賞で強い内容を示した経験がある馬。
頭数が少し落ち着いて前後半イーブンという展開ではあったものの、その時の
パフォーマンスは高くなっているし、その後のレースでハイペースへの対応も
見せていて、適性込みで考えれば十分上位には扱える。
ぶっつけは微妙だが、そのあたりの諸々の条件込みで、妙味はある。
とりあえず相手としては、注目はしてみたい。



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