2021年3月7日日曜日

弥生賞ディープインパクト記念展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • ミドルペースから、一旦しっかり落ち着いて→徐々に加速していく展開。
  • 切れ&末脚(トップスピード)の持続力が問われる。
  • 予想◎ゴールデンシロップ

過去のラップタイム

2020 12.7-11.4-12.1-12.3-12.6-12.6-12.6-12.5-11.8-12.3
2019 12.7-11.7-12.5-12.5-12.4-12.3-12.2-12.1-12.3-12.6
2018 12.5-11.0-12.5-12.8-12.7-12.4-12.8-11.7-11.0-11.6
2017 12.4-11.4-12.8-13.2-13.4-12.7-12.3-11.9-11.4-11.7
2016 12.5-10.5-11.3-12.2-13.0-12.8-12.5-12.5-11.3-11.3
2015 12.5-11.4-12.3-12.4-12.7-12.0-12.1-12.1-11.9-12.4
2014 12.4-11.0-12.2-12.8-12.8-11.9-11.9-12.3-11.9-12.2
2013 12.9-11.4-12.2-12.4-12.7-12.5-11.7-11.6-11.4-12.2
2012 12.5-11.0-12.7-13.5-13.4-13.1-12.3-11.9-11.5-12.0
2011 12.8-11.3-12.2-12.8-12.6-12.4-12.2-11.8-11.2-11.7

過去10年の平均ラップタイム
12.59-11.21-12.28-12.69-12.83-12.47-12.26-12.04-11.57-12.00
2.01.94



ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペースで流れ、道中は一旦しっかり
緩んでから、向こう正面~勝負所に掛けて徐々に加速して行く展開で、そのまま
ラストまである程度のスピードを維持する形。

この舞台では、基本的には道中で息の入れられる展開になるため、終いの部分で
如何に主張できるか…というのが重要で、適性的には、機動力と末脚の持続力を
備えたタイプが浮上しやすい。
(ただし道中の水準が高くなるパターンもあるので、一定の持久力を示している
馬の方がやはり信頼はできる)

また本番を見据えた場合、皐月賞は前半-道中-上がりの全てにおいてこのレース
よりもかなり高い水準になるので、ここで突き抜けられるくらいの能力を備えて
いなければ、なかなかつながりにくくなっている。

したがって弥生賞→皐月賞の連勝があり得るかどうかは、本当にその馬が歴史的
名馬かどうか…を考えれば、ある程度容易に分かることなのかも知れない。


好走の条件
・切れ&末脚(トップスピード)の持続力を持っていること
・(一定の持久力を備えていること)



予想


◎ゴールデンシロップ
前走は、単純に高いパフォーマンス。あまり意味のある比較ではないが、一応
タイムは同日の共同通信杯より1秒近く速くなっているし、前半で脚を使いつつ
溜め→切れというリズムも、ここにはつながっていいはず。
重量級で、馬体しっかり。戦場に行くならこの馬で行きたい…感。
相手は強いが、叩いて良くなりそうな雰囲気ではあるし、上積み込みで可能性は
十分考えられる。人気も甘いし、罠かもしれないが、飛びつく。

○ダノンザキッド
ホープフルSは、道中を高い水準で進めつつ→上がりをまとめての勝利。
東スポ杯の溜め→切れという内容と合わせて考えれば、適性込みで考えても、
ここではやはり上位扱いになる。
大きなフットワークをする馬で、仮に最後競り合うような形になった場合でも、
"惰性"の部分で優位に立って→勝ち切りやすい…というのもある。
その点でやはり鉄板かと思いつつ…、悩んだ末、相手の誘惑に負けて→2番手。

▲タイムトゥヘヴン
京成杯は、超のつく溜め逃げで、内を掬われて負けたが、未勝利戦は、最後は
流し気味…という内容で、同日のホープフルSでも2着相当のタイムで圧勝。
道中で踏んでいる水準も高いし、地力は普通に上位に扱える。
決め脚の部分で、あと1つ上げ切れるか?というのはあるが、好位から粘り込む
可能性は当然考えておきたい。

注タイトルホルダー
ホープフルSは、最後はなだれ込むだけ…という形になっているが、好位から
道中では高い水準のラップを踏んでいたし、その地力は認められる。
馬体はしっかりしているイメージで、"変化"という部分でも、東スポ杯で対応を
見せていて、展開によらず力は出せそう。
位置取り的なアドバンテージもあるし、残る可能性は当然考えたい。

△ワンデイモア
前走は、速い流れに引っ張られて、自身も道中~上がりで高いパフォーマンスを
発揮しての勝利。その内容で考えれば、地力では普通に上位扱いになる。
今の馬場では再現性という点でどこまで?とはなるし、評価としてはこの位置に
なるが、鞍上もさすがにそこは考えてくるはず。
ある程度流れに乗る競馬ならば、やはり上位に食い込む可能性はありそう。

△シュネルマイスター
前走は、まずまずの流れに引っ張られつつ、しっかり変化をつけての完勝。
マイルまでの経験しかなくて、キビキビと脚を使うタイプ的にも、距離延長が
どうか?というのはあるが、上がりはしっかりまとめられているし、計算上は
2000mに換算してもとりあえず出来る数字。
実際に走ってみなければ…という点で、評価はこの位置だが、注目はしたい。



- PR -

0 件のコメント:

コメントを投稿

- PR -