2021年4月22日木曜日

アンタレスステークス回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • 前半がかなり速くなった展開。
  • 高い持久力が問われた。

アンタレスS結果

テーオーケインズ1.49.0 37.0 06-06-05-02
ヒストリーメイカー1.49.3 37.2 08-08-07-05
ロードブレス1.49.6 37.2 09-10-11-08
ダノンスプレンダー1.49.8 37.6 09-10-09-05
アルドーレ1.50.0 37.2 16-16-15-16
ロードゴラッソ1.50.0 37.4 15-15-15-13

天候:晴 ダート:重
上り4F:49.8 3F:37.3
前半1000m:59.2
12.4-10.1-12.3-12.2-12.2-12.5-12.8-12.1-12.4



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半がかなり速くなり、その後も淀みなく流れる展開。
そこからコーナーで一旦緩みつつ→加速という形。

今回の特徴は、とりあえず2F目の10.1秒(!)というラップ。
この10.1秒というのは、ダートでは近5年で1つしか記録がなく(中山6F)、
中距離では到底考えられないような数字。(同じ阪神9Fで10.2秒というのは
1つだけあるが…当然前は玉砕)

ともかく、激しい先行争いによって、スタート直後に相当に脚を使った格好で、
前には厳し過ぎる展開になった。

少し控えたポジションにいた上位陣にしても、前半で引っ張られつつ、(3角
手前では馬群が凝縮していたように)道中で脚を使った形で→上がりは止まり
ながら…という内容。適性的には、当然高い持久力が問われた。
(後半の緩急は、前が早々と苦しくなった側面が大きく⇒結局切れよりも余力)

この先に向けては、最後方の2騎以外はみんなハッキリとした前傾の競馬だし、
まずは上位の地力をしっかりと認めておきたいところ。
それを前提に、前から負けた馬の巻き返しにも、やはり注目はしたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

テーオーケインズ
乾いていく馬場で最内はホワイトベルトが現れていた中で、2角~向こう正面の
早い段階で外へ持ち出した格好(多少強引さはあったが)。後半は、他の上位は
少し渋滞に巻き込まれた部分もあったが、自身はコースを確保していたことで、
スムーズな競馬から→正攻法で押し通した。
鞍上のエスコートも含め、素晴らしい勝利だったと言える。
内容的には、この馬自身も、前半は近走とは一線を画す水準で引っ張られた形
ながら、難なく対応してきたし、これはもう素直に地力を認めたいところ。
次戦どちらに行くのか分からないが、当然注目はしておきたい。



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