- 前半がかなり速くなった展開。
- 高い持久力が問われた。
アンタレスS結果
1 | テーオーケインズ | 1.49.0 | 37.0 | 06-06-05-02 |
2 | ヒストリーメイカー | 1.49.3 | 37.2 | 08-08-07-05 |
3 | ロードブレス | 1.49.6 | 37.2 | 09-10-11-08 |
4 | ダノンスプレンダー | 1.49.8 | 37.6 | 09-10-09-05 |
5 | アルドーレ | 1.50.0 | 37.2 | 16-16-15-16 |
6 | ロードゴラッソ | 1.50.0 | 37.4 | 15-15-15-13 |
天候:晴 ダート:重
上り4F:49.8 3F:37.3
前半1000m:59.2
12.4-10.1-12.3-12.2-12.2-12.5-12.8-12.1-12.4
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半がかなり速くなり、その後も淀みなく流れる展開。
そこからコーナーで一旦緩みつつ→加速という形。
今回の特徴は、とりあえず2F目の10.1秒(!)というラップ。
この10.1秒というのは、ダートでは近5年で1つしか記録がなく(中山6F)、
中距離では到底考えられないような数字。(同じ阪神9Fで10.2秒というのは
1つだけあるが…当然前は玉砕)
ともかく、激しい先行争いによって、スタート直後に相当に脚を使った格好で、
前には厳し過ぎる展開になった。
少し控えたポジションにいた上位陣にしても、前半で引っ張られつつ、(3角
手前では馬群が凝縮していたように)道中で脚を使った形で→上がりは止まり
ながら…という内容。適性的には、当然高い持久力が問われた。
(後半の緩急は、前が早々と苦しくなった側面が大きく⇒結局切れよりも余力)
この先に向けては、最後方の2騎以外はみんなハッキリとした前傾の競馬だし、
まずは上位の地力をしっかりと認めておきたいところ。
それを前提に、前から負けた馬の巻き返しにも、やはり注目はしたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
テーオーケインズ
乾いていく馬場で最内はホワイトベルトが現れていた中で、2角~向こう正面の
早い段階で外へ持ち出した格好(多少強引さはあったが)。後半は、他の上位は
少し渋滞に巻き込まれた部分もあったが、自身はコースを確保していたことで、
スムーズな競馬から→正攻法で押し通した。
鞍上のエスコートも含め、素晴らしい勝利だったと言える。
内容的には、この馬自身も、前半は近走とは一線を画す水準で引っ張られた形
ながら、難なく対応してきたし、これはもう素直に地力を認めたいところ。
次戦どちらに行くのか分からないが、当然注目はしておきたい。
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