2021年4月10日土曜日

阪神牝馬ステークス展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • ミドルペースから→しっかりと加速する展開。
  • 一定の持久力&切れが問われる。
  • 予想◎リアアメリア

過去のラップタイム

2020 12.3-10.8-11.4-12.0-11.9-11.2-11.7-11.6
2019 12.5-11.1-12.0-12.3-12.1-11.0-11.0-11.6
2018 12.9-12.0-12.3-11.9-11.9-11.0-11.1-11.7
2017 12.5-11.5-11.6-11.9-11.8-11.2-11.8-12.0
2016 12.8-10.8-11.6-11.9-11.8-11.1-11.3-11.8

過去5年の平均ラップタイム
12.60-11.24-11.78-12.00-11.90-11.10-11.38-11.74
1.33.74



ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

過去の平均ラップタイムを見ると、前半~道中はミドルペースくらいの流れで、
そこから勝負所で一気に加速→上がりは速いラップの中で一応右肩下がりの形。

現状ではまだ年によるバラつきが大きくなっているものの、とりあえずここでは
落ち着いた入り方からの→上がり勝負が基本。勝負所での加速も大きくなるし、
適性的にはやはり切れが問われる。

ただし道中に関しては、速くはないが極端に遅くもないそれなりの水準で流れ、
尚且つ早い段階で一気に脚を使い切る格好になるため、直線は(多くが同じ脚に
なって→)惰性的な戦いになりがち。

最後まで息を持たせられる一定の持久力と、フットワークや脚元の効率面も一応
重視しておきたいところ。


好走の条件
・切れ&一定の持久力があること



予想


◎リアアメリア
はっきりと中身の良さ&性能というタイプ。バネで一完歩ずつ確実に…という
イメージからは、加速後の→惰性部分も強そうだし、ここには合うはず。
上がり勝負を後方外から→まとめて交わしたアルテミスSの内容を考えれば、
マイルではペース次第で前後どちらにも構えられるだろうし、ここでは十分に
力を出せそうな雰囲気。枠もちょうどいい所に入ったし、推し切っておきたい。

○マジックキャッスル
愛知杯は、単純に高いパフォーマンス。道中でかなり厳しいラップを踏みつつ
→上がりをまとめての勝利で、中身の良さを十分に感じさせる内容だった。
そのイメージからは、中距離の方が持ち味を活かせる気はするし、マイルでは
何だかんだ勝利がない…というところで、扱いは2番手にしたが、今の状態で
あれば、やはり普通に格好はつけてきそう。

▲デゼル
元々はハッキリと決め手…というタイプではあったが、前走では締まった展開に
引っ張られて、自身も道中をかなり高い水準で進めつつ→上がりをしっかりと
まとめての勝利。確実に地力をつけている印象にはなった。
その時の内容であれば、マイルでの追走も十分こなせて良さそうだし、展開次第
では当然頭まであって良さそう。注目。

注メイショウグロッケ
久々で厳しい展開だった前走は、結果は10着に終わった訳だが、道中~上がりで
自身が示した水準は低くなく、一定の地力は示した内容。
元々マイルでは、ターコイズSなどの高いパフォーマンスがあり、ユートピアS
では、しっかりとした決め手も発揮できている。
ある程度好位から進めつつ→粘り込む可能性は考えておきたい。

△イベリス
ここ数戦の内容からは、かなり地力をつけている印象になるし、この舞台では、
元々アーリントンCで溜め→切れという内容で勝ち切っている馬。
古馬水準では、道中極端に緩むことはなかなかないので、(1F長い道中で脚を
使って→)上がりで伸び負ける可能性はやはりありそうだが、今回は差し馬の
多いメンバー構成ではあるし、残る目もしっかり考えておきたい。



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