2021年4月15日木曜日

阪神牝馬ステークス回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • (実質的に)平均弱の流れから→上がりが速くなった展開。
  • 切れ(&トップスピードの持続力)が問われた。

阪神牝馬S結果

デゼル1.32.0 32.5 08-08
マジックキャッスル1.32.0 32.4 08-10
ドナウデルタ1.32.1 33.0 03-04
プールヴィル1.32.1 32.9 06-05
エーポス1.32.2 33.3 02-02

天候:晴 芝:良
上り4F:44.9 3F:33.2
前半4F:47.1
12.4-11.2-11.5-12.0-11.7-10.7-10.8-11.7



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半ミドルペースから、道中も(極端に緩んではいない
ものの)速くはない流れ。そこから勝負所で大きく加速して→最後は落ちる形。

今回は、かなり速い馬場を考えれば、前半~道中は平均弱の水準…という扱いに
なるし、そこから過去最速の上がりを示した格好。
適性的には、当然切れ(&トップスピードの持続力)が問われた。

脚質的には、展開が上がりに寄り過ぎた分、位置取りよりもシンプルに性能が
重要になったイメージで、とにかく"脚"というレースだった。

本番に向けては、地力の部分ではやはり他のレースによる裏付けが必要になり
そうだが、とりあえず性能部分での裏付けには当然なる。あとは各馬それぞれの
経歴と相談しつつ、可能性は考えたいところ。
ただ、グランアレグリア参戦か?という大問題。そこは…どうしようもない。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

デゼル
中団後ろから、直線はビュッとはこないものの、最後のラップが落ちた区間で
しっかりと浮上しての→差し切り。
前走でも長い脚を使っていたが、伸び切るという部分での強さはやはりありそう
だし、改めて地力をつけてきた印象にはなる。
本番では、前半からスピードに乗って…というタイプではないだけに、適性的に
微妙なところはあるが、そこは展開次第。とりあえず、間に合うなら。

マジックキャッスル
相手とほぼ同じ位置取り(内)から進めて、直線は馬群の中で進路を探しながら
…という内容。開くのを少し待つシーンもあった中で、究極的な決め手勝負を
伸び負けたことは仕方ないし、それでも2着にはしっかりと浮上したこと自体、
当然評価していいはず。
中身の良さが持ち味(に思える)タイプなので、あまりスピードの方に寄って
得をする訳ではないだろうが、高いレベルで安定している今の状態ならば、本番
でもそれなり格好はつけられるのかも。相手は問題だが、注目はしたい存在。



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