まとめ
- 道中ある程度締まった流れから→仕掛けの早い展開が基本。
- 高い持続力が問われる。
- 勝ち切る条件としては、一定の機動力が必要。
大阪杯過去4年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。2020(ラッキーライラック:1.58.4)
12.9-11.7-12.3-11.9-11.6-12.1-11.7-11.3-11.2-11.7
天候:晴 芝:良
上り4F:45.9 3F:34.2
前半1000m:60.4
勝ち馬コーナー通過:03-03-03-05
勝ち馬上り3F:33.9
2019(アルアイン:2.01.0)
12.6-11.1-12.7-12.7-12.2-12.4-11.8-11.4-11.6-12.5
天候:曇 芝:良
上り4F:47.3 3F:35.5
前半1000m:61.3
勝ち馬コーナー通過:04-03-04-04
勝ち馬上り3F:35.2
2018(スワーヴリチャード:1.58.2)
12.8-11.3-12.4-12.4-12.2-11.8-11.2-11.1-11.4-11.6
天候:晴 芝:良
上り4F:45.3 3F:34.1
前半1000m:61.1
勝ち馬コーナー通過:15-15-01-01
勝ち馬上り3F:34.1
2017(キタサンブラック:1.58.9)
12.3-11.1-12.1-12.1-12.0-12.2-11.8-11.7-11.6-12.0
天候:晴 芝:良
上り4F:47.1 3F:35.3
前半1000m:59.6
勝ち馬コーナー通過:04-03-03-02
勝ち馬上り3F:34.3
過去4年の平均ラップタイム
12.65-11.30-12.38-12.28-12.00-12.13-11.63-11.38-11.45-11.95
1.59.13
ラップ傾向
(過去記事の一部修正)ラップタイムを見ると、前半はミドルペースで、道中は一旦は落ち着くものの
極端には緩まない展開から、やや仕掛けの早い上がり勝負という形。
馬場の違いはあるが、G1に格上げされてから、レースを通しての水準はやはり
上がっている。中でも、道中~上がりでその傾向が強くて、仕掛けのポイントも
早くなっている印象がある。
適性的には、ある程度締まった道中からの→早めスパート…というところで、
まずは"持続力"が基本。スピード水準(領域)的に、場合によってはマイルまで
こなせるようなタイプに向く。
そして尚且つ、後半部分ではしっかりと上げる必要があり、そこは中距離的な
切れ。持久力に裏打ちされた機動力を(持続力と併せて)発揮出来るタイプが
勝ち切る…というイメージで臨みたい。
脚質的には、後半型の持続勝負(コーナー部分が速くなりがち)という点で、
ある程度流れに乗りつつ、ロスなく立ち回ることが重要。後方から外を回して
…というタイプは、少し割り引いて考えたいところ。
好走する条件
・高い持続力を備えていること
・機動力(持久力&切れ)があること(勝ち切る条件)
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