まとめ
- 前半~道中が速い流れになって、仕掛けもある程度早くなる。
- 高い持久力&末脚の持続力が問われる。
皐月賞過去10年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。2020(コントレイル:2.00.7)
12.2-11.3-12.1-11.8-12.4-12.9-12.2-11.9-11.8-12.1
天候:晴 芝:稍重
上り4F:48.0 3F:35.8
前半1000m:59.8
勝ち馬コーナー通過:12-12-12-07
勝ち馬上り3F:34.9
2019(サートゥルナーリア:1.58.1)
12.3-10.5-12.0-11.8-12.5-12.1-12.2-11.7-11.6-11.4
天候:曇 芝:良
上り4F:46.9 3F:34.7
前半1000m:59.1
勝ち馬コーナー通過:06-07-07-07
勝ち馬上り3F:34.1
2018(エポカドーロ:2.00.8)
12.6-11.0-11.9-11.5-12.2-11.9-12.4-12.4-12.7-12.2
天候:曇 芝:稍重
上り4F:49.7 3F:37.3
前半1000m:59.2
勝ち馬コーナー通過:04-04-04-04
勝ち馬上り3F:35.1
2017(アルアイン:1.57.8)
12.1-10.8-12.2-11.7-12.2-12.4-11.9-11.4-11.4-11.7
天候:晴 芝:良
上り4F:46.4 3F:34.5
前半1000m:59.0
勝ち馬コーナー通過:03-04-05-05
勝ち馬上り3F:34.2
2016(ディーマジェスティ:1.57.9)
12.0-10.7-11.5-11.7-12.5-11.5-12.4-12.2-11.6-11.8
天候:晴 芝:良
上り4F:48.0 3F:35.6
前半1000m:58.4
勝ち馬コーナー通過:14-14-12-10
勝ち馬上り3F:34.0
2015(ドゥラメンテ:1.58.2)
12.5-10.7-12.0-11.8-12.2-12.2-12.1-11.7-11.4-11.6
天候:曇 芝:良
上り4F:46.8 3F:34.7
前半1000m:59.2
勝ち馬コーナー通過:13-13-11-07
勝ち馬上り3F:33.9
2014(イスラボニータ:1.59.6)
12.3-11.4-11.9-11.9-12.7-12.1-12.0-11.6-11.7-12.0
天候:曇 芝:良
上り4F:47.3 3F:35.3
前半1000m:60.2
勝ち馬コーナー通過:08-08-07-04
勝ち馬上り3F:34.6
2013(ロゴタイプ:1.58.0)
12.0-10.6-11.5-11.6-12.3-12.1-12.0-11.9-12.0-12.0
天候:晴 芝:良
上り4F:47.9 3F:35.9
前半1000m:58.0
勝ち馬コーナー通過:07-07-08-05
勝ち馬上り3F:35.3
2012(ゴールドシップ:2.01.3)
12.4-11.1-12.3-11.9-11.4-11.6-12.2-12.7-13.6-12.1
天候:晴 芝:稍重
上り4F:50.6 3F:38.4
前半1000m:59.1
勝ち馬コーナー通過:18-18-17-06
勝ち馬上り3F:34.6
2011(オルフェーヴル:2.00.6)(注:東京開催)
13.0-11.7-11.7-11.9-12.0-12.3-12.7-11.8-11.7-11.8
天候:晴 芝:良
上り4F:48.0 3F:35.3
前半1000m:60.3
勝ち馬コーナー通過:12-11-11
勝ち馬上り3F:34.2
過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
12.25-10.90-11.98-11.78-12.30-12.13-12.17-11.96-11.96-11.89
1.59.32
ラップ傾向
(過去記事の一部修正)ラップタイムを見ると、前半やや速い流れから、道中は一旦落ち着く格好には
なるものの水準自体は高い展開。そこから勝負所で少し加速しつつ→最後まで
ある程度速いスピードを維持する形。
(※2012年&2018年と、10年の間に前が飛ばして→潰れるラップが2回出現。
その影響で平均ラップは、後半ほぼフラットという形になっているが、それは
実態を正しく表していない。⇒実際は、上がりでもう1段上がるのが基本)
このレースの特徴は、まずは前半~道中の速さで、当然のように高い持久力を
備えていなければ、勝負所まで十分な余力を残すことができない。
また上がりの部分でも、基本的にギリギリまで我慢するような形にはならず、
積極的な仕掛けから→長い脚を使う競馬になるために、持続力がないと最後は
結局脚が止まってしまうことになる。
実際にこのレースでは、それまでに切れ味のみを示す形で駒を進めたタイプが、
道中で脚を削られて→直線不発に終わる(もしくは完全に受け流すポジション
から進めて→全く届かない)…というのは定番中の定番。
したがってここでは、基本は好位~中団辺りから持続する脚を使えるタイプを
中心に据えて、決め手は凄くても道中の裏付けがないような馬は、とりあえず
疑って掛かりたい感覚になる。
好走の条件
・高い持久力が必要
・末脚の持続力があること
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