- まずまずの流れから、(一本調子に)なだらかに減速していく展開。
- 持久力(&持続力)が問われた。
高松宮記念結果
1 | ダノンスマッシュ | 1.09.2 | 34.3 | 10-09 |
2 | レシステンシア | 1.09.2 | 34.5 | 06-07 |
3 | インディチャンプ | 1.09.3 | 34.5 | 11-09 |
4 | トゥラヴェスーラ | 1.09.4 | 34.4 | 11-12 |
5 | モズスーパーフレア | 1.09.5 | 35.4 | 01-01 |
天候:雨 芝:重
上り4F:46.3 3F:35.1
前半3F:34.1
12.2-10.7-11.2-11.5-11.6-12.0
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、(馬場を考えれば)前半まずまず速い流れから、2F目
以降、なだらかに減速していく展開。
今回の場合、極端に速いという訳ではないものの、昨年などと比べればやはり
(実質的に)流れた内容。そこから上がりもある程度まとめたことを合わせて
考えれば、適性的には、持久力(&持続力)というレースだった。
脚質的には、100%シフトしたと言っていいか?は微妙で、一応各馬の適性との
兼ね合いだが、基本的には外差しが有利に(外過ぎるのも問題だったが)。
内先行寄りの馬には少し難しくなった。
今回は、展開はシンプル、何だかんだ人気3頭での決着、昨年の覇者も掲示板は
確保…というところで、実力はしっかりと反映された印象。この先、細かい上げ
下げは必要だろうが、まずは好走馬の活躍に素直に期待…といったところ。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ダノンスマッシュ
中団からじっくりと進めつつ、直線も進路が開くのを待って、満を持してという
形から→しっかりと脚を伸ばしての差し切り。
終始馬場のいい所を通ったというのはあるものの、全く無駄がなく、真っ直ぐに
力を使った格好で、川田Jの完璧な騎乗だった。
馬自身も、展開が得意としている持久力勝負の方に寄った…というのはあるが、
ある程度高い水準で進めつつ→しっかり末を伸ばした、これまでとはひと味違う
内容。これが完成形かな…という気はする。
次は香港とのこと。香港スプリントは例年よりも流れたレースで、この馬向きの
展開だったが、今の状態ならば多少落ち着いても出来て良さそう。期待。
レシステンシア
ある程度好位から、流れに身を任せて…という競馬で、直線一定のリズムで浮上
しつつ→最後あと1つ伸び負けての2着。相手と比べれば外を回して、なし崩し
的に脚を使った部分もあるし、(同じ理由で)仕掛けのタイミングも早くなった
ことを考えれば、少なくとも同等の評価はできるはず。
自身の内容としては後傾。この先スプリントを戦う場合には、まだ1つスピード
面での裏付けが必要になるが、こなす可能性はもちろんあっていい。
次走は香港とのこと。後傾のマイル戦でどこまで?だが、当然応援はしたい。
インディチャンプ
中団から極力ロスなく進め、内寄りを捌きつつ→しっかり脚を伸ばしての3着。
上位2頭と比べると、直線で馬場の悪い所を通ったというのはあるが、細かく
脚を使うタイプ的に、外を回していたら最後伸び切れていたか?という見方も
できるため、そこは差し引きゼロ。シンプルに力を示した…でいいはず。
坂上が長い舞台で自身の良さを引き出すには、やはりこの競馬。鞍上は間違い
なく分かっているだろうし、安田記念でもその期待は持てる。
相手は問題だが、当然注目はしておきたい存在。とりあえず内枠を引きたい。
モズスーパーフレア
昨年と比べれば、少し厳しく引っ張りつつ→減速していく中で良く粘った内容。
近くにいた馬たちはほとんど沈んでいる訳だし、内枠から唯一という扱い。
改めてその地力を示したとは言えそう。
この先はどこへ向かうのか?分からないが、JBCスプリントでハイペースを
粘った強い内容もあるし、両にらみしつつ、まだまだ活躍はしてくれるはず。
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