- 実質的には少し落ち着いた流れからの→上がり勝負。
- 末脚の持続力(&切れ)が問われた。
京王杯SC結果
1 | ラウダシオン | 1.19.8 | 33.5 | 02-02 |
2 | トゥラヴェスーラ | 1.19.8 | 32.5 | 13-14 |
3 | カイザーミノル | 1.20.0 | 33.5 | 04-03 |
4 | ミッキーブリランテ | 1.20.0 | 33.3 | 07-05 |
5 | ビオグラフィー | 1.20.1 | 34.6 | 01-01 |
6 | シャインガーネット | 1.20.1 | 32.7 | 15-15 |
天候:晴 芝:良
上り4F:45.5 3F:34.3
前半3F:34.3
12.1-10.9-11.3-11.2-11.0-11.5-11.8
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半ミドルペース(~やや速い)くらいの流れから、
道中は締まった展開。そこから勝負所で少し加速して→直線は右肩下がりの形。
もちろん今回は、1頭が少し離して作ったラップ。それでいて前後半3Fで言えば
ピッタリとイーブンの展開なので、後続はハッキリと上がりに寄った扱い。
適性的には、(勝負所で一気には詰めていないものの)道中の早い段階から一定
水準以上では走っていた形で、末の持続力(&切れ)が問われた。
脚質的には、前後はやはりある程度流れに乗っていた馬が中心となるが、左右に
関しては、(最後外寄りから浮上してきたトゥラヴェスーラも含めて)上位は
基本道中内寄りを進んでいた馬たち。実質的に持続型の上がり勝負という中で、
コーナーをロスなく回すことが重要だった。
本番に向けては、実質落ち着いた展開なので、マイルの厳しい水準にしっかりと
対応できる地力を、他のレースで示しているのなら…といったところ。
あとはコース取りで負けた馬の巻き返しなどに、この先注目はしたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ラウダシオン
前には気持ち良く行かせつつ、後ろはしっかりと抑え込み、自身はじっくりと
進めて→そこから上がりをまとめての勝利。
"場"を制したデムーロJの好騎乗だった。
馬自身は、適性的にここにハマり過ぎ…というイメージの分、もう1度距離延長
した場合に味が出るか?とはなるが、東京では1度も崩れていない訳だし、個人
的な指数でも、経歴中1&2位のパフォーマンスは府中マイルで示したもの。
本番でも好走する可能性はやはり考えておきたい。
トゥラヴェスーラ
上記のように道中はロスなく進めて、直線に入ってから徐々に持ち出した格好。
その点で鞍上の好騎乗も大きかったが、最後を伸び切る力は相当なもの。
スプリント戦を好位から押し通した内容もある馬だが、高松宮記念も後傾の内容
だったし、葵Sなどで示した決め手を考えても、今回の形こそが本質なのかも。
その方向からは、もう1度マイルで見てみたい気もする。
シャインガーネット
掲示板に載った馬たちは、コーナーを比較的ロスなく回していた中で、後方から
外を回しての→浮上。6着でも力は示した格好。
この内容からは、ヴィクトリアマイルで…と言いたいくらいだが、とりあえず
復調の気配は十分に感じさせる。次がどこか分からないが、注目はしたい。
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