2021年7月23日金曜日

函館記念回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • 前半が相当に速く、後半は余力勝負という展開。
  • 高い持久力が問われた。

函館記念結果

トーセンスーリヤ1.58.7 35.5 03-03-03-02
アイスバブル1.59.2 35.1 12-12-13-11
バイオスパーク1.59.2 35.8 04-04-04-03
ディアマンミノル1.59.2 35.1 14-14-13-11
サトノエルドール1.59.2 35.6 09-09-06-03
ジェットモーション1.59.2 35.3 09-09-10-09

天候:晴 芝:良
上り4F:48.2 3F:36.0
前後半1000m:58.5-60.2
12.6-10.3-11.5-11.8-12.3-12.0-12.2-12.3-11.6-12.1



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半が相当に速くなって、その後もなかなかスピードが
落ちない展開。そこから後半は一応緩急がついた形。

今回の特徴は、やはり前半の速さ。
前2頭が少し離した隊列ではあったが、極端な縦長という訳ではなかったし、
少なくとも最初の直線では他の馬もかなり脚を使っていた。

また後半に関しても、緩急がついて一応は大きな加速を示しているが、"緩"の
区間で後続は詰めていて、性質としては"切れ"よりも"余力"。
当然適性的には、高い持久力が問われた。

脚質的には、勝ち馬を筆頭に、ある程度好位から残っている馬もいるが、この
展開だし、最後は前半を受け流した馬に向いた印象ではある。

その点でこの先に向けては、好位から負けた馬の巻き返しには注目したいところ
だし、言うまでもなく、好位から"押し通した"馬の活躍には大いに期待したい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

トーセンスーリヤ
厳しい流れを好位から進めて→後続を寄せつけず…という完勝。
道中は多少受け流していたものの、スタート直後はしっかり脚を使っていたし、
素直にその地力を認めておきたいところ。
次は新潟記念という話。同レースは究極決め手パターンもあるので、展開次第の
ところはあるが、舞台自体はしっかりこなしている馬。一定水準以上→上がりを
まとめる展開ならば、当然有力な存在にはなりそう。引き続き注目。



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