- 一貫した流れから、最後は落ち込む展開。
- 持久力&持続力が問われた。
クイーンS結果
1 | テルツェット | 1.47.8 | 35.2 | 10-10-09-11 |
2 | マジックキャッスル | 1.47.9 | 35.6 | 04-04-05-04 |
3 | サトノセシル | 1.47.9 | 35.5 | 07-07-07-08 |
4 | フェアリーポルカ | 1.48.0 | 35.8 | 04-04-03-02 |
5 | クラヴァシュドール | 1.48.2 | 35.5 | 10-10-12-08 |
6 | ローザノワール | 1.48.2 | 36.4 | 01-01-01-01 |
天候:雨 芝:良
上り4F:47.9 3F:36.0
前半1000m:59.9
12.2-11.7-11.9-12.0-12.1-11.9-11.8-11.8-12.4
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半まずまずの入り方から、道中は淀みのない展開。
そこから後半はジワジワと脚を使いつつ→最後は落ち込む形。
今回の特徴は、(雨で少し悪化した馬場を考えれば特に)道中が締まった流れに
なったこと。極端に速いという瞬間はなかったものの、レース全体として一貫
したラップを刻んで、しっかりとした”溜め”が入らなかった。
適性的には当然、持久力&持続力というレースだった。
脚質的には、それなりに高い位置取りの馬も残っているし、ぶん回しが許される
程ではなかったものの、馬場&展開によって、最後はやや差し(極力ロスなく
捌いてきた馬)が優勢になった印象。
この先に向けては、とりあえず今回は道中水準の部分で地力がしっかり問われた
ので、上位の力をまずは信頼して良さそう。細かい上げ下げはしつつも、素直に
それらの活躍に期待…といったところ。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
テルツェット
後方からじっくりと進めて、後半はぶん回すことなく、中を捌きつつ→きっちり
差し切っての勝利。タイミング&コース取りという点で、鞍上の好騎乗だった。
もちろん馬自身も高い持続力を発揮した格好だし、このレベルの中距離を実際に
こなしたことは収穫。秋に向けても可能性が広がった雰囲気だし、実際に重賞で
結果を出している舞台が中山&函館ということを考えれば、“内回り”にハマる
可能性もあって良さそう。とりあえずは、その動向に注目したい。
マジックキャッスル
ある程度好位からじっくりと進めて、直線少し持ち出しつつ→捕らえた…という
ところから交わされての2着。レースのタイミングで雨が降り、実質締まった
道中から→最後が落ちる展開になって、結果的にはポジションを取ったことが
裏目に出た格好。斤量を背負う立場でもあったし、とりあえずこれは負けて強し
ということで良さそう。
とにかく牝馬戦線の中では本当に安定している。速い馬場&中距離という条件に
なる秋G1に向けても、当然注目すべき1頭ということになりそう。
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