- 一旦しっかりと落ち着きつつ→その後徐々に&大きく加速する展開。
- 一定の持久力(&切れ)が問われた。
神戸新聞杯結果
1 | ステラヴェローチェ | 2.18.0 | 35.6 | 09-08-09-09 |
2 | レッドジェネシス | 2.18.0 | 35.9 | 07-08-07-06 |
3 | モンテディオ | 2.18.5 | 36.8 | 02-02-02-02 |
4 | シャフリヤール | 2.18.7 | 36.6 | 05-05-06-06 |
5 | キングストンボーイ | 2.18.7 | 36.5 | 07-07-07-08 |
天候:雨 芝:不良
上り4F:48.9 3F:36.5
前半1000m:63.8
13.1-11.4-12.5-13.6-13.2-12.8-12.5-12.4-11.9-12.2-12.4
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、スタート直後はまずまずの流れだが、道中は1~2角で
一旦しっかりと緩む展開。その後は徐々に&大きく加速していき、早めに脚を
使い切って→最後は一応右肩下がりの形。
とにかく今回は、予想(予報)以上の降水で、最終的には不良まで悪化。
まずはそれに尽きるが、周ってくるだけで体力を使う…というところで、やはり
一定の持久力は必要になった。
ただし展開としては、馬場を考えても道中は落ち着いた扱い。
そこで溜めつつ→後半はある程度しっかりとした加速が入り、勝負所での切れ
(余力に近いが)から→直線は惰性…というイメージ。
脚質的には、前半一応引っ張られつつの→緩急というところで、前半~道中を
じっくり&平均的に脚を使いつつ→上がりをしっかりとまとめた2頭の決着。
前半で少しでも脚を使わなかったことが重要になった雰囲気。
また内⇔外では、(おそらく悪化し過ぎて)どこを通っても同じ…という状態に
なって、結果的にはロスなく回した方が優勢になった。
この先に向けては、上位馬の馬場への適性、レース全体としてダイナミックな
(長距離寄りの)リズムへの適性…という部分をまずは評価しつつ、スピード
方向で強い馬の巻き返しにもやはり注目はしておきたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ステラヴェローチェ
この手の馬場に対する適性は、サウジアラビアRCで既に示しており、その点で
ハマった部分もあるだろうし、コーナーでぶん回さず、中を捌いて→真っ直ぐに
力を使う好騎乗だったが、最後までしっかりと伸び切っての→差し切り。
持ち味を発揮しつつ、改めて実力を示した。
本音を言えば、ここで1度もう少し積極的な競馬を見たかった部分もあるが、
とりあえずはシンプルに「順調」と捉えて、適性的にハマりそうな本番でも、
当然しっかりと期待しておきたい。
レッドジェネシス
ロスなく、4コーナーでワープするような内容から→上がりをまとめての2着。
速い脚が問われる条件では微妙だが、京都新聞杯&ゆきやなぎ賞なども含めて、
上がりが掛かる条件ではしっかりと浮上してくる…という雰囲気。
その方向性で考えれば、距離延長に対してもこなしそうなイメージにはなるし、
上がりが問われにくい阪神内回りという舞台にも、ハマる可能性はありそう。
枠と立ち回り次第では面白いのかも知れない。
シャフリヤール
ディープ産駒らしいバネが持ち味の馬で、単純に馬場に合わなかった…という
可能性も当然ありそうだが、大きく緩急がつく、どちらかと言うと長距離寄りの
リズムに合わなかった部分もあったのかも。
毎日杯&ダービーのような速いスピードに居続ける展開での強さ、アルアインの
全弟というところで、本質的には一貫した方向性でこそ…なのかも知れない。
(特に兄との比較の部分で、個人的にはまだまだ把握し切れない感覚なのだが、
今後完成に近づくに連れて、よりその側面が濃くなっていく可能性はある)
とりあえずそこは、今後じっくりと観察していくこととして、直近ではスピード
方向に条件が替わっての巻き返しに、シンプルに期待しておきたいところ。
(それが阪神内回り3000mか?と言われると微妙だが。天皇賞で見たい…)
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