2021年9月5日日曜日

新潟記念展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • ある程度高い水準からの→上がり勝負。
  • 一定の持久力&決め手が問われる。
  • 予想◎トーセンスーリヤ

過去のラップタイム

2020 12.8-11.5-12.5-12.4-12.7-13.0-11.9-10.8-10.7-11.6
2019 12.7-10.9-11.3-11.7-12.0-12.5-12.0-11.3-11.1-12.0
2018 12.9-11.1-11.6-11.7-11.9-11.9-11.8-11.7-10.7-12.2
2017 12.9-10.9-11.4-11.7-12.1-12.3-12.0-11.4-11.2-12.0
2016 12.8-11.0-11.2-11.4-12.1-12.0-11.9-11.7-11.5-11.9
2015 13.2-11.0-11.3-11.3-12.0-12.3-12.0-11.6-10.5-13.0
2014 12.9-11.3-11.7-11.4-11.7-12.2-11.9-11.7-11.1-12.4
2013 13.0-11.1-11.5-12.0-12.3-12.4-11.9-11.4-10.8-12.5
2012 12.8-11.2-11.8-12.1-12.5-12.4-11.7-10.9-10.3-11.9
2011 13.2-11.0-11.9-12.0-12.8-12.4-11.7-11.2-10.9-12.0

過去10年の平均ラップタイム
12.92-11.10-11.62-11.77-12.21-12.34-11.88-11.37-10.88-12.15
1.58.24



ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去のラップタイムを見ると、前半ミドルペースくらいの流れから、道中は一旦
落ち着く展開になり、ラスト4F~2Fでかなり加速して、最後は少し落ちる形。

ここではスタート直後はそれ程速く流れないのだが、最初の直線の長さによって
4F目までなかなかスピードが落ちず、尚且つ3~4コーナーも(落ち着く形では
あるが)極端には緩まない。

そのため、上がりでしっかり速い脚を使うには、それなりに流れる道中で如何に
脚を使わないかが重要になり、結果的にはやはり(走法なども影響するものの)
一定の持久力が問われる。

その条件をクリアしていることを前提にして、最後に勝負を決めるのは、大きな
加速に対応できる最低限の切れと仕掛けてからの持続力であり、地の強さだけで
粘り込む(浮上する)タイプでは結局は難しくなる。


好走の条件
・一定の持久力は必要
・(切れ&)トップスピードの持続力があること



予想


◎トーセンスーリヤ
函館記念は、厳しい展開の中で、自身としても前半から脚を使いつつ→上がりを
しっかりとまとめて、後ろを寄せつけない形での完勝。強い内容だった。
元々このコースでは結果を出している馬。究極的な決め手勝負になった場合の
不安は多少あるが、そこは自ら圧を掛けることである程度は調整できるだろうし
(逃げても)、全く末を伸ばせないタイプ…という訳でもない。
それなりに締まりさえすれば、そう簡単には止まらないはず。素直に期待。

○ザダル
エプソムCは、締まった展開を追走しつつ→しっかりとした脚を使っての勝利。
間隔は空いていたものの、力をつけている印象にはなったし、その時の内容で
考えれば、ここでもやはり上位扱いになる。
外傾向の状況で内枠というのはどうか?だが、新潟で決め手を発揮した経歴も
あるし、周ってくれば普通に浮上してくるものとして扱いたい。

▲クラヴェル
中京記念は、前半はじっくり入った格好だが、道中をまずまず高い水準で進め
つつ→しっかりとした決め手を発揮しての浮上。(特に後半は)ロスの少ない
競馬だったものの、パフォーマンスを更新してきたし、ここでも上位に扱える。
このレースでは、近走で先行力(≠位置取り)を示していることが重要になる
ことも多いため、その点で1つ不安はあるが、可能性はやはり考えておきたい。

注プレシャスブルー
七夕賞は、斤量的には恵まれた方だが、内を通った馬が優勢という中で、外から
唯一という形での浮上。評価できる内容だった。
昨年のここでは大敗しているが、その時は馬体も減っていたし、大外の伸びが
目立ったレースで、後方→内ワープを狙った形。度外視できる。
展開には依るが、トーセンスーリヤとの親和性は高い。相手を選んだのなら。

△パルティアーモ
この舞台では2戦2勝。しっかりとした決め手も発揮できていて、とりあえず
適性は高そうな馬だし、箱根特別ではなかなかの持久力も示していて、それらの
合わせ技で考えれば、ここでも十分上位に扱える。
今回は斤量面で恵まれているし、ある程度ポジションを取る競馬ならば、好走の
イメージも湧く。注目はしておきたい。

△ラインベック
何はともあれ、芝に戻ってきて良かった。(走法的に)
前走に関してはほとんど上がりのみだったが、元々若い頃に中距離の締まった
展開もこなしていた馬だし、それらの合わせ技でハマる可能性はありそう。
厳密に言えば、現段階では古馬水準の裏付けがないので、まずはここを見てから
ということになるが、当然注目はしておきたい存在。



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