2021年9月24日金曜日

ローズステークス@中京回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • 道中が締まりつつ、そこから上がりでしっかりと加速する展開。
  • 持久力&切れ(&一定の持続力)が問われた。

ローズS結果

アンドヴァラナウト2.00.0 33.8 06-06-06-06
エイシンヒテン2.00.2 34.8 01-01-01-01
アールドヴィーヴル2.00.3 33.9 08-09-09-09
ストゥーティ2.00.5 34.4 03-03-03-05
タガノディアーナ2.00.5 34.0 14-14-15-09
オヌール2.00.5 33.9 12-12-11-12

天候:曇 芝:良
上り4F:46.8 3F:34.6
前後半1000m:61.2-58.8
13.1-10.9-12.3-12.7-12.2-12.0-12.2-11.6-11.3-11.7



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半ミドルペースくらいの流れから、道中は締まった
展開になり、そこから上がりでもう1段加速する形。

今回の特徴は、道中がある程度速くなったこと。
極端に…とまでは言えないものの、古馬重賞の水準になっているし、じっくり
溜めた昨年とは一線を画していて、当然持久力がしっかりと問われた。

それを前提として、上がりではもう一脚使う形になっていて、適性的には切れが
必要になった。(後続は一定の持続力も)

脚質的には、それなりに流れに乗った馬が上位に入った扱いだが、今回の場合は
結局のところ地力があってこそ…という雰囲気。
ただし、道中でペースアップする前の段階でも既に縦長だったので、後方の馬は
控え過ぎの印象ではあった。(中京ではありがちだが)

本番に向けては、阪神では後半でここまでの変化はつかないかも知れないので、
持続力の部分での(他のレースによる)裏付けは欲しいが、指数も十分に高く
出ているし、地力ではつながっても良さそう。シンプルに上位馬に注目したい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

アンドヴァラナウト
ある程度流れに乗りつつも、前の馬をじっくりと眺めるポジションから、直線で
真っ直ぐに、しっかりとした決め手を発揮しての差し切り。力を示した。
これまで経験してきたレースは、基本的に変化がつく展開ばかりで、阪神内回り
という舞台に対しては、適性的にどこまで?というのはあるが、今回も含めて
(平均以上に)厳しい展開はしっかりとこなしている馬。
ここで指数も大幅に上げたし、とりあえずは、春の実績馬に対しても十分戦える
…というところには到達していそう。相手は相当強いが、注目はしておきたい。

エイシンヒテン
締めつけた逃げから、勝負所の手前で僅かに溜めつつ→(道中が緩んだ)昨年と
同じ水準まで上げてみせた。好位から→後半で変化をつけられるエイシンヒカリ
(産駒)らしい内容だが、これは中身の良さがあってこそ出来る芸当。
最後は差し切られたものの、当然しっかりと評価しておきたい。
阪神10Fでも、差し馬優勢の締まった展開を逃げ粘った経験があるし、再び好走
する可能性は十分ありそう。馬場にも依るだろうが、面白そうな存在ではある。



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