2021年9月4日土曜日

札幌2歳ステークス展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • 形としては一旦落ち着く展開だが、その水準は高い。
  • 高い持久力&末脚の持続力が問われる。
  • 予想◎オンリーオピニオン

過去のラップタイム

2020 12.3-11.0-11.7-12.1-12.1-12.1-11.9-12.0-13.0
2019 12.3-11.5-12.2-12.3-12.3-12.5-12.5-12.3-12.5
2018 12.4-11.7-11.9-12.2-12.2-12.1-12.3-12.6-12.7
2017 12.7-12.0-12.5-12.6-12.6-12.4-12.3-11.9-12.4
2016 12.3-11.7-12.4-12.6-12.6-12.3-12.0-11.8-12.2
2015 12.5-12.0-12.5-12.5-12.4-12.1-12.4-12.1-12.3
2014 12.3-12.0-12.2-12.3-12.4-12.2-12.1-12.2-12.3
2013 12.4-12.0-13.0-13.5-13.1-13.7-13.9-14.2-13.9 函館開催
2012 12.4-11.6-12.3-12.2-12.5-12.6-12.0-11.6-11.3
2011 12.3-11.8-12.3-12.6-12.6-12.6-12.7-11.6-12.3

過去10年の平均ラップタイム(2013年は除く)
12.39-11.70-12.22-12.38-12.41-12.32-12.24-12.01-12.33
1.50.01



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半ミドルペース~(実質)やや速いくらいの流れで、
道中は一旦緩む展開から勝負所に掛けて徐々に加速していき、そのまま終いも
ある程度のスピードを維持する形。

とりあえずは2歳馬にとっての1800mなので、距離はかなり長い分類になるし、
道中も形としては落ち着くものの、その水準は高くて、当然持久力が問われる。

そして勝負所ではある程度加速する形になっているのだが、そこで切れる脚を
使えることよりも、終いまでラップがあまり落ちない展開を伸び切れることの
方が重要で、その点での裏付けをまずは取っておきたいイメージ。
(実際に歴代の勝ち馬を見ても、持続力に優れたタイプが揃っている印象)


好走する条件
・高い持久力があること
・末脚の持続力が必要



予想


◎オンリーオピニオン
新馬戦は、道中で一旦溜める瞬間はあったが、スタートで1度脚を使いつつ→
持続力を発揮しての完勝。(後半)踏んだ水準もまずまず高いものだった。
緩そうな作りながら身は詰まっていた印象で、地の強さもありそうだし、単純に
キズナ産駒はこの舞台にはハマる。
今回は他に前に行く馬もいるので、1つ控えつつ→上がりをまとめる競馬なら、
押し通せる可能性もありそう。妙味もあるし、ここは推し切ってみたい。

○アスクワイルドモア
前走は、締まった展開の中で、この馬自身も道中をかなり高い水準で進めつつ→
上がりをまとめての勝利。その地力は十分に認められる。
また前々走では、後半長い脚を使う展開の中で、(外に持ち出して)追い出しが
遅れる格好になりながら→最後を伸び切って詰めていて、持続力も示している。
450kg台だが馬体はしっかり。少しでも地の強さが問われるようなら。

▲ジオグリフ
新馬戦は、前半は歩いたような内容だが、道中をある程度高い水準で進めつつ
→しっかりとした決め手を発揮しての勝利。
ビュッとくるイメージではないが、終いを伸び切る力はかなりありそうだし、
その点では舞台替わりもむしろプラスに働いて良さそう。
地力の部分で1つ更新してくる必要はあるが、可能性は考えておきたい。

注リューベック
新馬戦は、道中はかなり溜めた格好だが、スタートである程度脚を使いつつ、
直線も最後まで全く落とさない内容での押し切り。
地力の裏付けの部分でどこまで?というのはあるが、馬体はしっかりしている
イメージだし、厳しくなっても耐えられる可能性は十分ありそう。
後半も上げられるタイプ。インで溜めつつ→交わすだけの競馬なら。

△トップキャスト
新馬戦は、逃げて前半~道中をかなり高い水準で締めつけつつ→そのまま押し
通しての完勝。ラストは少し落としているが、単純に高いパフォーマンスだった
と言えるし、そこで示した地力で考えれば、ここでも普通に上位に扱える。
最後の部分で勝ち切れるかどうか?を考えているうちに、(自分でも予想外に)
この位置まで下げてしまったが、当然相手には。

△ダークエクリプス
新馬戦は、後半徐々に加速していく展開の中で、好位インから進路を見極めつつ
→しっかり伸び切っての勝利。性能を示した。
地力の部分の裏付けはないが、馬体はしっかりしている印象だし、ここで更新
してくる可能性は十分あっていい。
他との兼ね合いで評価はこの位置だが、注目はしておきたい。



- PR -

0 件のコメント:

コメントを投稿

- PR -