2021年9月9日木曜日

札幌2歳ステークス回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • 道中が相当に締まった展開。
  • 高い持久力(&持続力)が問われた。

札幌2歳S結果

ジオグリフ1.49.1 36.1 09-09-05-03
アスクワイルドモア1.49.8 36.5 07-07-08-07
トーセンヴァンノ1.50.0 36.9 07-07-07-06
オンリーオピニオン1.50.1 37.7 02-02-02-02
トップキャスト1.50.4 38.1 01-01-01-01

天候:晴 芝:良
上り4F:48.8 3F:36.8
前半1000m:60.3
12.6-11.9-11.9-11.9-12.0-12.0-12.2-12.1-12.5



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、スタートは落ち着いた入り方をしたものの、その後が
全く緩まずにビッシリという展開で、勝負所で一応加速は示しているものの、
上がりは少し掛かった。

今回は、これこそ道中淀みなく…という展開。
後方から→上位を占めた馬たちも、道中でかなり脚を使いつつ→上がりは止まり
ながら…という内容になっていて、完全な持久力(&持続力※)勝負になった。
(※はっきり持続できたのは1頭くらい)

脚質的には、この展開ではどこから進めても厳しい競馬にはなったが、前半から
全く溜められず…という前の馬はさすがに苦しくなって→差し馬が優勢に。
結果的にも、後方3騎の決着ということになった。

この先に向けては、とりあえず今回は、完勝の勝ち馬の力を素直に信頼…として
おきたいが、それ以外のところでは、やはり前から負けた(それなりに粘った)
馬の巻き返しという部分に、注目はしておきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ジオグリフ
展開に対する位置取り的には恵まれた方だが、後半は積極的に追い掛けつつ→
上がりをまとめた形での完勝。
この馬の内容でも、道中>上がりという形にはなっていて、このレースだけで
考えると、この先(上がり勝負などには)どこまでつながるか?となるのだが、
東京でまずまずの水準から→決め手を発揮…という経歴がすでに存在。
今回は単純に地力の部分での補完…という扱いになり、それらの合わせ技で、
もはや頂点に近いところにいる馬と言っても過言ではなさそう。(現時点では)
前半から脚を使ってどうか?など、まだ確認したい点はあるが、とりあえずは
今後の活躍に素直に期待したくなる。大注目していきたい。



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