- 水準の高い流れから→後半は長い脚を使う展開。
- 高い持久力&持続力が問われる。
- 予想◎ステラヴェローチェ
参考ラップタイム
(阪神大賞典&菊花賞@京都)ラップ傾向
(一部過去記事の転載)阪神開催。本来ここは阪神大賞典専用コースなので、同レースからまずは舞台の
特徴を把握しつつ、例年の菊花賞@京都との違いを考えてみたい。
~以下、阪神大賞典展望からの転載~
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、道中は
コーナーで落ち着く場面はありつつも、水準はある程度高くなり、ラスト4Fから
仕掛けて→最後はしっかりと落ち込む形。
このレースは、以前は緩い流れからの決め手勝負という展開が多かったのだが、
近年の道中は速く流れることが多くなっていて、そうなれば当然高い持久力を
備えていることが必須になる。
また勝負所で強い馬がしっかりと動くことで、上がりでは高い持続力が問われる
…という側面もあるため、全く誤魔化しが効かないレースだと言えそう。
単純に、地の強い馬を選びたいところ。
~ここまで~
以上を踏まえて、京都での菊花賞と比較してみれば、コースそのものが違うので
途中の加減速のタイミングは当然違ってくるが、全体的な水準としてはそこまで
大きな差はない…という印象。
その中で後半に注目すると、3角の下り坂まではじっくり→直線までしっかりと
スピードを保つ形の菊花賞@京都に対して、阪神大賞典は早めのペースアップ
から→最後は(上り坂の分を考慮しても)落ち込む形。
内回り⇔外回りの違いもあり、阪神ではやはり決め手という要素よりも、粘り
という要素の方が濃くなるイメージではある。
(阪神大賞典は頭数が落ち着くことも多い…ということを考えれば尚更)
もちろん今回は、距離に対して未知数のところが大きい3歳戦なので、同じ阪神
であっても傾向が変わってくる可能性はあるが、例年より体力勝負の方に振って
みることも1つの手…という気はする。
好走する条件
・高い持久力&持続力を持っていること
予想
◎ステラヴェローチェ
徐々に距離延長してきた中で、長い道中を走ってもしっかりと上がりをまとめる
ことが出来ているし、走法や持ち前の持続力を考えても、阪神内回りという舞台
設定には普通に合っていそう。
個人的にもここはずっと思い描いてきたレースだし、とりあえずは順調に駒を
進められた…というのは本当に良かった。
外寄りの枠に入った点がどうか?だが、(ここへのつながりをイメージしつつ)
これまでの経歴を眺めれば、やはり1つ抜けている扱い。素直に推したい。
○アサマノイタズラ
セントライト記念は、先行集団を遠くで眺めつつの→無欲の勝利という雰囲気
だったが、締まった展開を追い掛けて自身も道中を高い水準で進めているし、
そこから上がりをまとめたパフォーマンスは、距離延長につながって良さそう。
上がりに限界があるタイプ的にも、阪神内回りという舞台への適性はありそう
だし、内枠からロスなく進める形で→好走するイメージは湧く。
前走のように単に受け流す位置取りだと微妙だが、中団辺りに構えるようなら。
▲レッドジェネシス
神戸新聞杯は、前半じっくりと進めつつ、後半はコーナリングで少しワープする
ような形から→シブとく脚を伸ばしての2着。
その時は道中緩んだ展開だったが、京都新聞杯の前傾で締まった展開でも勝利
していて、地力は示しているし、他力本願的な部分があるタイプ的に、上がりが
掛かりやすいこの舞台にも合っていそう。
今回もロスなく進められそうな枠には入ったし、当然可能性は考えておきたい。
注ヴェローチェオロ
前走は、前が飛ばしたレースだったが、引っ張られつつ→ロングスパートという
展開の中で、自身早い段階から動きつつ→最後までしっかり押し通しての勝利。
距離は当然違うが今回と同じ阪神内回りコースで、いかにもゴールドシップ的…
という内容ではあったし、その時のイメージからはもう、阪神大賞典3連覇の
血が騒ぐ(騒ぎそう)というもの。
中1週と間隔は詰まるが、これはちょっと注目してみたい。
△ディヴァインラヴ
前走は、一旦落ち着いた瞬間こそあったものの、まずまずの水準から→後半は
11秒台を刻み続ける展開で、ある程度流れに乗りつつ→最後までしっかり持続
させての勝利。自身の周りにいた馬は沈んでいるし、十分に価値がありそう。
エピファネイア産駒というところで、このコースに対する適性がどうか?とか、
ここで重賞初挑戦の牝馬がどこまで出来るか?というのはあるが、注目したい。
△モンテディオ
神戸新聞杯は、最終的には控えた2頭の決着というの中で、好位からしっかりと
粘り込んでの3着。ダービー馬は抑え込んでいる訳だし、やはり評価はできる。
体力勝負の方に寄っているイメージで、京都だと決め手負けしそうだが、その点
阪神開催というのはプラスに働きそうな雰囲気。
ペースが微妙だが、ある程度のポジションを取って→じっくりという競馬なら。
△オーソクレース
セントライト記念は、後半のペースアップに対して無理はせずに→なだれ込んだ
3着だが、久々の状態で、道中が締まった展開。やはり一定の評価はできる。
東京で示した水準から考えると、阪神内回りという舞台に対してはピッタリとは
言い切れないし、今回大外枠からどのような競馬をするか?というのはあるが、
叩いた上積みがあれば好走の可能性は十分。相手には。
△タイトルホルダー
セントライト記念は、直線、逆噴射の馬群の中で全く追えず…という内容。
とりあえずは度外視できる。
不利があってもそれを跳ね返して好走…という形ではないので、このパターンの
(巻き返しの)信頼度は五分五分というイメージだし、タイプ的に距離延長は
プラスとは言えないが、地力をリスペクトして、相手には残しておく。
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