- 前半から引っ張られつつ、道中もある程度締まる展開。
- 持久力&持続力(&一定の切れ)が問われる。
- 予想◎ブルベアイリーデ
参考ラップタイム
(1勝&2勝&3勝クラス平均)(2020年&'21平安S&3勝クラス平均)
ラップ傾向
(過去記事の一部修正)今年も中京ダ1900m開催。コースの特徴を把握するため、まずは1&2&3勝
クラスの平均ラップを見つつ、そこから昨年のこのレース&同舞台の平安Sの
ラップを眺めておきたい。
条件戦のラップタイムを見ると、前半ある程度速く、道中はコーナーで一旦落ち
着くものの→向こう正面でしっかりとペースアップする展開。そこから勝負所で
多少の緩急がつく形。
とりあえずは、前半で引っ張られつつ、道中も締まる…という部分で、持久力
&持続力を備えていることが重要になる。
また、4角でブレーキ→直線の坂でしっかり脚を使う点で、一定の切れもあれば
尚良し…といったところ。
脚質的には、ある程度流れに乗ることが基本ではあるのだが、展開自体が厳しい
ため、少しだけ控えた馬が、上がりをまとめて→交わすことも多くなっている。
クラス別で見ておくと、レベルが上がれば→シンプルに全体的に水準が上がって
いるが、特に前半~道中の部分の差が顕著。上級クラスでは、より高い持久力が
問われる…と解釈できそう。
そして最後に昨年のこのレース&今年の平安Sを見れば、前者はスタート直後は
流れたものの、道中(コーナー部分)が緩んだ展開。
後者は(重馬場だったことを考えても)前半~道中がかなり厳しくなった展開。
たった2戦消化した重賞が両極端に振れた雰囲気だが、基準としては両者の中間
あたりを思い描いておけば、それほど間違わないような気はする。
どちらにしても、重賞なりの地力をしっかりと問いたい。
好走の条件
・持久力&持続力が問われる
・(一定の切れは必要)
予想
◎ブルベアイリーデ
ダートは5Fからスタートした馬で、途中9FのレパードSで一旦好走しつつも、
2年間また短めの舞台を走って→前走で同じ新潟9Fで勝利…という経歴。
方向性として、距離延長してきたタイプがここに合うのか?というのはあるの
だが、その前走が、道中を高い水準で進めつつ→しっかりと押し通しての完勝。
一言でハイパフォーマンスだった。
走法的にも、チョコチョコした走りにはなっていなかったし(つまりは中距離
でも道中を効率良く進められる)、これは1つ期待する手はありそう。
特に妙味がある訳でもないが、推し切ってみたい。
○ゴッドセレクション
JDDは、前半かなり速く→道中は緩む形から、後半も加減速の激しい展開。
中京の溜め→切れという形での圧勝も含めて、変化への対応はできている。
それと中山での、前半(~道中)で脚を使いつつ→押し通した地力を合わせて
考えれば、この舞台も十分こなせて良さそう。
現状では(指数的に)古馬に対しては分が悪いが、ここで一気に更新してくる
可能性はあるだろうし、他の有力馬との斤量差を活かせれば、当然頭まで。
▲ウェスタールンド
この2走は、後方ポツンから、道中で極端に脚を使って→上がりは惰性という
形で伸び切れず。正直、無理筋…という内容で、度外視はできる。
ここは(絶対的なスピードという部分で)1700mの水準までにはさすがになら
ないし、多少は楽になるであろう押し上げから→本来の決め手を発揮して、
巻き返す可能性はありそう。
ロスなく回して→真っ直ぐに力を使う形なら、やはり頭まで考えたい存在。
注アナザートゥルース
前走は、極端に速い前半に引っ張られつつ、外々を追走して→早々と脱落。
もう少し平均的に脚を使う形でこそ…というタイプだし、そもそも陣営の話から
走る体勢が整っていたのか?も微妙。とりあえずは度外視。
元々の実力は当然上位だし、最後止まらないところもここには合う。
人気を一気に落として妙味もあるし、しっかりと注目はしておきたい。
△サンライズホープ
前走は、距離短縮&日本レコードタイの高速決着。大型で&大きな走りをする
タイプ的に忙しかった雰囲気ではあるし、仕方のないところはある。
そのイメージから、とりあえず今回この舞台に替わることはプラスに働きそう
だし、巻き返す可能性はありそう。
実際に示している地力の部分で、評価としてはここまでだが、やはり相手には。
△ダノンスプレンダー
ここでは昨年、コーナーをロスなく進めつつ、直線も内寄りを捌いての→なだれ
込み…という形での4着。
あとひと押しが足りない部分もあるが、止まらないというところは見せていて、
今回も内枠からロスなく進めつつ→一定のリズムで平均的に脚を使う形ならば、
上位に食い込んでくる可能性はありそう。相手には。
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