2021年11月18日木曜日

デイリー杯2歳ステークス@阪神回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • 落ち着いた流れから→勝負所で大きく加速する展開。
  • 切れが問われた。

デイリー杯2歳S結果

セリフォス1.35.1 33.4 06-04
ソネットフレーズ1.35.1 33.5 03-04
カワキタレブリー1.35.4 33.5 05-06
プルパレイ1.35.4 34.1 01-01
スタニングローズ1.35.6 34.2 02-02

天候:晴 芝:良
上り4F:46.4 3F:33.8
前半4F:48.7
12.7-11.4-11.8-12.8-12.6-11.4-10.5-11.9



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、スタートから落ち着いた流れになり、道中は極端に緩む
展開。上がりはラスト3F~2Fに掛けて2秒を超えるような加速をしつつ→ラスト
1Fだけ少し落ちる形。

今回は、見た目通り、超スローからの→究極的な決め手勝負。
適性的には、一言で、切れが問われた。

脚質的には、一応は控えた馬が浮上という結果になったが、大加速する展開の
中で、今回は単純に性能が物を言ったイメージ。

本番に向けては、とりあえず今回は性能の部分での裏付け…ということになる
ので、地力の部分では他のレースによる裏付けが必ず必要になりそうだが、既に
それを示している馬なら、同じ舞台だし、当然つながる可能性は考えたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

セリフォス
スローでも控えた内容から、4コーナーでぶん回しつつ→直線もしっかりという
形での勝利。最後はやや甘くなったが、相手との競馬(脚の使い所)の違いが
大きかったし、そこは(馬自身は)問題ない。
本番に向けては、前半から脚を使わされた場合にどうか?という未知数の部分が
残ったが、初戦から(道中~上がりという形で)一応地力は示しているし、十分
こなす可能性はあるはず。当然、注目しておきたい1頭。

ソネットフレーズ
相手とは対照的に、ロスのない競馬から→真っ直ぐに力を使った、ルメールJ
らしい内容で2着。
それでも勝ち切れなかった…というのは、相手を褒めるしかない。
この馬単独で考えれば、新馬戦で一定以上の地力を示している訳なので、今回の
内容は切れの部分を補完する形になり、適性の幅を広げた…という扱い。
当然、本番でも有力な1頭にはなりそう。



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