2021年11月28日日曜日

京阪杯@阪神展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • ある程度速い入り方から、多少の変化がつく展開を想定。
  • 一定の持久力&持続力(&上がりの性能)が問われる。
  • 予想◎シヴァージ

参考ラップタイム

(2020年&セントウルS平均)


ラップ傾向

今年も阪神開催。とりあえず同舞台の重賞セントウルSを見つつ、2020年との
比較をしておきたい。

(セントウルSの)ラップタイムを見れば、前半ある程度速くなり、その後も
速いスピードを維持しつつ→最後だけ少し落ちる形。

馬場が速い時期の開催ということもあり、一貫したスピードで押し通す…という
イメージになっていて、適性的には(もちろん一定以上の持久力も問われるが)
持続力というレースになっている。

一方で2020年は、それと比べると少し変化のついた展開。
メンバーの違いも当然あるにしろ、印象としては(馬場の違いで)ビュンビュン
飛ばしていけるような状況ではない…という雰囲気。(それでは持たない)

勝ち馬をはじめ、好走した馬を見ても、7F的な(後半型の)強さを示していた
タイプも目立っているし、(セントウルSと比較すれば)より上がりをまとめ
られる能力が重要になるのかも知れない。


好走する条件
・一定の持久力&持続力があること



予想


◎シヴァージ
昨年ここでは5着だが、その時は二桁の通過順から→完全に上がりという内容。
前走スプリンターズSでしっかりと流れに乗せる競馬を見せた今、もはやそれは
ノーカウントでいいし、今回はコンビ継続。もう少しイーブンに近い内容から
→上がりをまとめられれば、普通に勝ち切れてもいいはず。
元々ダートから(1度たりとも掲示板を外していないのに)転向した馬だけに、
荒れ馬場も問題ないし、ここは素直に期待しておきたいところ。

○ラヴィングアンサー
勝ちか負けか…という雰囲気で、着のバラつきは大きくなっているが、常に安定
した上がりを発揮できている馬。
前後のバランス的にも、特に近走は完全にサボっている形は少なくなっていて、
(それを続けている中で)タイミング的にここでハマる可能性はありそう。
捌き次第のところはあるが、今回特に注目してみたい存在。

▲アストラエンブレム
スプリントに転向した直後、ラピスラズリSはハイペースに引っ張られつつ、
自身としては(やや前傾の)イーブンに近い内容でいきなり勝利。
その後は浮上し切れないレースが続いたが、前走キーンランドCでは、最後に
詰める形でしっかりと掲示板を確保して、展開1つという雰囲気がある。
ダイワメジャー産駒でパワーは問題ないし、面白そうな存在には思える。

注レイハリア
タイプ的には、前傾の内容から→上がりを粘る…というイメージなので、本来
ここの想定とはズレる部分があるが、昨年もカレンモエは粘っているし、結果を
出し続けているこの馬は、やはりピックアップしておきたい。
前走では、一応最後は持続的な脚の使い方をして勝利しているし、前半でやり
過ぎず→上がりをまとめるような競馬なら。

△ライトオンキュー
高松宮記念に関しては内枠の厳しさもあって、最後苦しくなったものの、元々は
あまりスピードに寄ると困る…というタイプで、今のような荒れた状況にハマる
可能性は十分にありそう。
内容的にも(自身)イーブン~やや後傾にまとめる形で良さを発揮する馬だし、
久々の状態次第だが、相手にはやはり考えておきたい存在。

△タイセイビジョン
スタートが微妙で、ここ2走は、経歴の中で1&2位の上がりを使いつつも→
浮上し切れず…という内容。
当然ここでも、その競馬で勝ち切ることは難しいのだが、(昨年の傾向から)
それでも圏内に浮上する可能性がある…というのがこのレース。
今回、少しでもまともな位置取りから進められれば、目はあるはず。



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