- 前半ある程度速い流れから、後半はフラットな展開になる。
- 高い持続力&一定の持久力が問われる。
- 予想◎クリンチャー
参考ラップタイム
(2020年&アンタレスS平均)ラップ傾向
(過去記事に一部加筆)
阪神開催。とりあえず昨年と同様に、同舞台の重賞アンタレスSを参考にして
おきたい。(以下、転載)
過去の平均ラップタイムを見ると、前半はやや速いくらいの流れから、道中は
コーナーで一旦落ち着きつつも淀みなく流れて、そのままジワジワと加速しつつ
勝負所に突入→ラスト1Fが落ち込む形。
舞台が替わってから、しばらくは道中落ち着いた展開もあったのだが、近年は
締まった展開が増えていて、結局のところ、コースの特徴通りフラットな形に
近づいてきた…という印象。
そうなれば、適性的にはやはりスピード持続力ということになるし、レースを
通して一定水準以上の領域に"居続けられる"ことが重要になる。
(当然、底辺の部分=持久力も必要)
またレース後半に関しても、3コーナー手前から下る構造もあって、早い段階
からペースアップして→長い脚を使う形になり、ここでもまた持続力。
その点でのごまかしは効かないものとして考えたい。
※2020年は(前半はともかく)道中かなり締まった展開になったが、フラットな
方向性は変わっておらず、各年のバラつきの中での振れ幅…というイメージ。
傾向としては引き続きアンタレスSを参考にしておきたいところ。
好走の条件
・高い持続力があること
・一定の持久力は必要
予想
◎クリンチャー
帝王賞は、途中一旦控えたものの、スタート直後にかなり脚を使いつつ→外から
正攻法の競馬をしての3着。内を回した馬が1、2着という中で十分評価できる
内容だったし、改めて地の強さを示した。
昨年のこのレースでは、道中厳しいラップを踏みつつ→直線もしっかりと踏ん
張っての完勝。実力&適性ともに、とりあえず問題は見当たらない。
人気だが、ここは素直に推しておきたい。
○オーヴェルニュ
帝王賞は、前傾の締まった展開の中で、終始好位の外を回した内容。
(相手は一旦控えたとは言え)同じく外から好走したクリンチャーと比べれば、
相手を上に取りたくなるが、厳しい立場だったことは間違いないし、とりあえず
悲観する必要はないはず。
東海Sをはじめ、示しているパフォーマンスでは普通に上位の馬だし、ここは
シンプルに巻き返しに期待しておきたいところ。
▲ダンビュライト
元々少し上げ切れない…というところがあり、個人的に、ダートは1つの選択肢
…と思い描いていた馬。正直に言えばあと1年早いタイミングで見たかった気は
するが、クリンチャーと合わせて皐月賞の3&4着コンビ。中距離一貫という
方向性から、(相手が合うなら)適性的にも悪くはなさそう。
実際に今の状態がどうなのか?というのはあるし、いきなりのこの評価は少し
やり過ぎかも…だが、今回は待ちに待った分、注目!ということで。
注メイショウムラクモ
レパードSは、(レースとしては平均弱だが)前半でしっかりと脚を使いつつ
→後半で変化をつけての完勝。
その内容だけだと、フラットな展開が基本のここではどうか?となるのだが、
2走前の締まった展開でも圧勝していて、とりあえず適性は問題なさそう。
現段階で示している水準では少し分が悪いものの、夏以降の成長次第では当然
可能性はあってもいいはず。
△ロードブレス
同舞台のアンタレスSで3着。その時は、前半が極端に速く、位置取り的には
ハマった格好だが、自身も後半スムーズさを欠いた部分があったし、他の上位と
比べて2kg斤量を背負っていた。その点は、前走エルムSに対しても言えること
だし、1つ軽くなるここで前進を示す可能性はあっても良さそう。
長さのあるタイプ的に、内寄りの枠から上手く捌いて来られるか?というのは
あるため、評価としては相手までとするが、注目はしておきたい。
△スワーヴアラミス
重賞で勝利した2戦はともに、流れに乗りつつ、道中を高い水準で進めて→最後
惰性的な強さを発揮した形。
その点、「淀みのない道中」が特徴のここにも、ある程度のポジションにつけ
さえすれば、本来ハマる可能性はあってもいいはず。(昨年は状態疑問)
枠の並び的に、上位人気馬に外から圧力を掛けられそうなので、結局この評価に
なったが、一応は1年越しの巻き返しに注目しておきたい。
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