- 落ち着いた流れから、後半はロングスパートの展開。
- 持続力が問われた。
みやこS結果
1 | メイショウハリオ | 1.50.8 | 36.1 | 10-10-09-09 |
2 | ロードブレス | 1.50.8 | 35.8 | 11-13-14-13 |
3 | アナザートゥルース | 1.51.2 | 37.2 | 01-01-01-01 |
4 | プリティーチャンス | 1.51.3 | 36.1 | 15-15-15-10 |
5 | メイショウムラクモ | 1.51.5 | 37.1 | 07-07-06-07 |
天候:晴 ダート:良
上り4F:48.7 3F:36.8
前半1000m:62.1
12.7-11.2-13.6-12.5-12.1-11.9-12.2-12.0-12.6
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、スタート直後はミドルくらいだが、コーナー辺りで一旦
かなり緩んだ展開。その後は早い段階からペースアップ→ロングスパートの形。
今回の特徴は、まずは前半の遅さ。
この舞台での古馬重賞では、遡っても前3F:37秒台すら見当たらない…という
中で、37.5秒というのは異例の数字。
多くの馬が後半に余力を残していたことは間違いなさそう。
その一方で後半では、前半で楽をした分、各馬が積極的に仕掛けていくような
格好になり、かなり長い脚を使う展開になった。
適性的には当然、持続力というレースだった。
脚質的には、スローよりも仕掛けの早さが勝った印象で、後傾の持続勝負という
部分で、特に外寄りから攻めた馬の脚が続かず、(極力ロスなく)じっくりと
進めた馬が浮上した。
この先に向けては、上位の持続力は当然認めつつも、この展開なので適性面の
裏付けにとどめて、地力に関しては他のレースによって確認したいところ。
あとはやはり、ゴールとは違う方向に力を使って→負けた馬の巻き返しにも、
注目はしておきたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
メイショウハリオ
中団から、勝負所は極力ロスなく進めつつ、直線しっかりと持続させての勝利。
展開に対する位置取り的には、一応恵まれた部分もあるものの、とりあえずは
パフォーマンスを大きく更新。
好走を続けている中で、力をつけてきた…という印象ではある。
本番に関しては、もう1~2段上げてくる必要はあるが、4歳でまだまだ良く
なる余地はあるだろうし、とりあえずは長い目で注目しておきたい。
ロードブレス
前半スローの中でポジションを下げるような格好から、後半も外寄りだが極端な
ロスをしない騎乗。そこから直線で真っ直ぐに力を使いつつ→迫っての2着。
鞍上がどこまで考えていたのか?は分からないが、結果的には、早仕掛けを受け
流しつつの→完璧なタイミング…ということになった。
馬自身も、この舞台&持続的な展開への適性の高さを改めて証明。次がどこに
なるのか分からないが、”持続”という方向性では、この先も注目していきたい。
アナザートゥルース
逃げていた訳なので、最短距離をロスなく進められた…というのはあるが、後半
かなり圧力を掛けられて→自身も早仕掛けになりつつ、(結果的に差し馬が浮上
した中でも)しっかりと粘り込んでの3着。
改めてその持続力を示した扱いだし、とりあえず、復活!と考えて良さそう。
今回は楽な入り方ができた分、再現性という部分では微妙だが、(自身が)一貫
した内容を示せるような条件であれば、この先の活躍も期待していいはず。
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