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各競馬場のコース特徴


2021年12月23日木曜日

朝日杯フューチュリティステークス回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • 前半で引っ張られつつ、そこからの溜め→加速という展開。
  • 持久力&切れが問われた。

朝日杯FS結果

ドウデュース1.33.5 34.5 08-07
セリフォス1.33.6 34.8 05-05
ダノンスコーピオン1.33.7 34.6 08-09
アルナシーム1.34.0 34.7 12-12
ジオグリフ1.34.0 34.5 14-13
トウシンマカオ1.34.0 35.4 03-03

天候:晴 芝:良
上り4F:47.3 3F:35.2
前半4F:46.2
12.6-10.6-11.1-11.9-12.1-11.9-11.2-12.1



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半が速い流れになり、道中は一旦落ち着く展開で、
勝負所はギリギリまで待ちつつ→直線でしっかりと加速という形。

前3Fを33秒台で入った格好の昨年&一昨年ほどではないが、今回も展開的には
しっかりと引っ張られた扱い。
当然、一定以上の持久力を備えていることが必要になった。

それを前提とした上で、後半では溜め→加速という変化への対応力が問われて、
適性的には”切れ”というレースになった。(余力に近いが)

今回は、この舞台での王道のような展開。たとえ控えた馬でも前半~道中では
楽ができない水準で走っているし、上位の総合力は素直に認めて良さそう。
シンプルに、来年にも十分つながって行くものとして考えておきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ドウデュース
前半~道中を一定水準で進めて→上がりをしっかりとまとめた内容での勝利。
展開に対して無理をせず、かと言ってサボりもせず…という素晴らしいペース
配分で、これぞ武豊Jという競馬だった。
鞍上にとっては(おそらくプラスに働いたであろう)舞台を阪神に移してから、
もっと早いタイミングで勝っていてもおかしくなかった…とは思うが、これで
(リーチとは言っても残りは新設G1というところで)ほぼ完全制覇。
見ているだけのこちらにとっても、感慨深さがある。
馬自身も、適性の幅が広そうな印象ではあるし、来年に向けても当然注目して
いきたいところ。

セリフォス
相手と比べると前半で脚を使って、そこから溜め→切れという格好での2着。
内容的にその地力は認められるし、まさしく負けて強しという競馬だった。
とりあえずこれで、(今までは未知という扱いだった)高い水準で入る展開に
対しても裏が取れたし、前途は明るい…という印象にはなる。
タイプ的にも、5月の府中などには合いそうだし、この馬も引き続きしっかりと
注目していきたい存在。




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