2021年12月25日土曜日

阪神カップ展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • 速い流れから、勝負所で踏ん張りつつも→最後は落ち込む展開。
  • 高い持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎ソングライン

過去のラップタイム

2020 12.1-10.8-11.1-11.4-11.3-11.4-11.6 34.0-34.3
2019 12.3-10.5-11.1-11.3-11.4-11.3-11.5 33.9-34.2
2018 12.4-11.1-11.3-11.4-11.3-11.5-12.1 34.8-34.9
2017 12.1-10.7-10.8-11.2-11.5-11.7-11.5 33.6-34.7
2016 12.5-11.1-11.3-11.6-11.6-11.3-12.5 34.9-35.4
2015 12.5-11.1-11.2-11.8-11.3-11.7-11.8 34.8-34.8
2014 12.0-11.4-10.9-11.2-11.2-11.6-12.4 34.3-35.2
2013 12.4-11.0-11.6-11.6-11.3-11.5-12.0 35.0-34.8
2012 12.3-10.8-11.2-11.2-11.5-11.6-12.4 34.3-35.5
2011 12.2-10.7-11.1-11.4-11.4-11.9-11.8 34.0-35.1

過去10年の平均ラップタイム
12.28-10.92-11.16-11.41-11.38-11.55-11.96
1.20.66



ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去のラップタイムを見てみると、前半がある程度速くなり、勝負所で一定に
近いスピードを維持した後、最後は完全に右肩下がりの形になっている。

過去の例から、とりあえず展開としては、前後半ほぼイーブンのフラットな形と
ハイペースの完全な前傾レースという2パターンだが、コース自体の傾向も考慮
すれば、一応は後者が優勢…と捉えておきたいイメージで、適性的には、持久力
&持続力を重視したい。

脚質的には、ペースが落ち着いたら先行馬or息の入らない展開なら差し馬…と
単純には言い切れず、「ハイペース→先行」「ミドルペース→差し」も普通に
決まっていて、締まった展開からでも最後耐えられるor決め手を発揮できる…
という、淀みない流れへの適性を(位置取りよりも)まずは重視したいところ。


好走の条件
・持久力&持続力が高いこと



予想


◎ソングライン
元々持続力というタイプではあり、7Fでも紅梅Sで、速い流れに引っ張られつつ
→上がりをしっかりとまとめる形で高いパフォーマンスを発揮していて、ここも
普通にこなせて良さそう。
今回は前に行く馬もいて、展開的にハマる可能性もあるし、外枠から中団辺りに
控えて馬場のいい所を通りつつ…という競馬なら、自然と浮上はしてきそう。
ここは素直に推しておきたい。

○ルークズネスト
とりあえずはファルコンSの時点で、ここでも出来ていいくらいの水準に到達
している馬だし、実力的にはやはり上位扱いになる。
大きな走りをするタイプ…という点で、内回りで細かい脚が問われると微妙な
印象になるが、今回は大外枠を引いた(引けた)。内枠から→馬群の中で少し
窮屈な競馬になった前走からの前進は、あっても良さそうに思える。注目。

▲ダノンファンタジー
昨年はここを勝利。同舞台での開催になった前走スワンSも制して、この舞台に
対する適性はかなり高い。
当然、今回も勝ち切る可能性は普通にあるだろうが、気になるのはこれまでとは
少し馬場が違う…という部分。少しでもコース取りを間違うと、相対的に馬場の
悪い所を通ることになりそうな枠でもあり…、感覚的に少しだけ下げておく。

注サウンドキアラ
ダノンファンタジーに対しては後塵を拝する形になっているが、この舞台では
常に力を見せている馬で、持続的に&細かく脚を使う…という部分で、本質的に
適性は合っていそう。
前走マイルCSでも、メンバーを考えれば十分走れていて、状態も問題なさそう
だし、やはり相手にはしっかりと考えておきたい存在。

△シヴァージ
京阪杯は、外差しが基本&最内だけはマシ…という馬場で、自身は終始伸びない
所を通ったイメージ。とりあえずは度外視でいいはず。
このレースでは、芝に転向した初戦で7着だが、そこから経験を積んでいるし、
元々の決め手&近走見せている先行力の合わせ技で、十分ハマっても良さそう。
距離延長ということで少しでも控える形になれば、面白そうではある。

△グレナディアガーズ
基本的には一貫した方向性のタイプなので、前走のような切れ勝負は微妙だし、
距離短縮&持続的な脚使いになるここでは、当然巻き返し候補にはなる。
現状では、落ち着いて、しっかりと力を出し切れるのか?というのはあるので
(仕上げきれるのか?も含めて)、評価としてはこの位置になったが、可能性は
やはり考えておきたいところ。

△ホウオウアマゾン
同舞台のスワンSは、前傾&淀みなく…という展開の中で、前から唯一という
形で粘り込んでの3着。地力&舞台への適性を示した。
当然今回も残る可能性はあって良さそうだが、前走の時と比べてかなり進んだ
馬場での内枠。条件的に難しくなっている可能性は否めない。
パワーのあるタイプなので、それでも…とは思うが、評価としてはここまで。



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