- 落ち着いた流れから、後半はロングスパートの展開。
- 高い持続力が問われた。
ジャパンC結果
1 | コントレイル | 2.24.7 | 33.7 | 08-07-08-08 |
2 | オーソリティ | 2.25.0 | 34.4 | 05-04-05-02 |
3 | シャフリヤール | 2.25.2 | 34.4 | 05-05-06-05 |
4 | サンレイポケット | 2.25.4 | 34.5 | 04-06-06-07 |
5 | グランドグローリー | 2.25.5 | 34.2 | 09-09-09-09 |
6 | ユーバーレーベン | 2.25.5 | 34.2 | 07-08-09-09 |
天候:晴 芝:良
上り4F:47.0 3F:35.3
前半1000m:62.2
12.7-11.5-12.8-12.6-12.6-12.3-11.6-11.6-11.7-11.6-11.5-12.2
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、スタート直後は遅いということはないが、その後が一旦
しっかりと緩んだ展開。その後は向こう正面半ばから一気にペースアップして→
長い時間速いスピードを維持しつつ、最後だけ少し落ちる形。
昨年に引き続き、今年もキセキの派手な演出となったが、同馬の一気の動きに
よって、後半はかなりのロングスパート…というレースになった。
後続に関しても、ある程度受け流していたとは言え、細かく内容を見ればやはり
早い段階からの動き出しになっていて、後半勝負でも上がり33秒台を示したのは
コントレイルだけ…というように、最後はみんな同じような脚に。
適性的には当然、高い持続力が問われた。
脚質的には、後半型の持続勝負というところで、あまり後ろからでは(仕掛けの
タイミング的に)続かず、ある程度流れに乗ることが重要だった。
実際に結果を見ても、中団までにつけていた馬が上位を占めた格好。
この先に向けては、さすがに今回は展開が特殊だったし、持続力の部分の裏付け
ということに止めたいところだが、実力馬が集まっている訳なので、当然どこか
にはつながっていくはず。他のレースと合わせて、総合的に判断していきたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
コントレイル
中団からじっくり進めつつ、後半徐々に→直線は堂々たる内容での差し切り。
展開に対して無理のない競馬ではあったが、ラップが落ちて→惰性的になった
ラスト1Fでは、1頭だけ落とさず、しっかりと違いを見せつけた。
改めてその中身の良さを示した格好だし、何と言うべきか、見ているこちらが
ホッとした感覚になる。(福永Jはそれどころではないだろうが…)
これで引退。当然もっと見たい気持ちにはなるが、ディープ亡き今となっては、
この馬の重要度は尋常ではないし、素直に一族の繁栄に期待したいところ。
オーソリティ
好位からじっくり進めつつ→後半はある程度積極的に。直線は伸び負けたものの
一完歩ずつしっかり…という形での好走。
前半の入り方&ペースアップのタイミングは違うが、後半で11秒台を刻み続ける
形という点で、今回のラップは青葉賞(↓)に通じるものがあるし、
(12.3-10.8-12.2-12.6-12.5-12.5-12.2-11.7-11.6-11.6-11.5-11.5)
広いコースで長くいい脚を使う展開には合っている…ということだろう。
京都開催がない分、この先も適鞍が難しいところはあるが、それならば海外に
行く手も普通にありそう。とりあえず動向に注目。
シャフリヤール
ある程度流れに乗りつつ、じっくりと進めて、直線は自身としては脚を伸ばした
ものの、2頭がそれを上回った…という3着。
この手の展開がダメという訳ではないと思うが、今回は周りと比べると走りが
少し細かく見えたし、本質的には短縮方向という可能性がありそう。
現時点で、内回り型のレースへの適性はハッキリしないため何とも言えないが、
1800mを1分43秒台で走っている馬だけに、マイルでも面白そうではある。
安田記念や天皇賞秋、そのあたりを思い描きながら、注目していきたい存在。
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