2022年1月5日水曜日

京都金杯@中京展望(ラップ傾向&予想)2022


まとめ
  • なかなかスピードの落ちない流れから、加速→最後は少し落ちる展開。
  • 一定の持久力は問われる。
  • 持続力(&切れ)が必要。
  • 予想◎ステルヴィオ

参考ラップタイム

(2021年&中京記念平均)


ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

今年も中京開催。昨年と同様に、同舞台の重賞・中京記念を参考にしたい。
(以下転載)

そのラップタイムを見ると、前半ミドルペースくらいから、道中は一旦は落ち
着くものの極端には緩まない展開。その後勝負所である程度の加速を示しつつ
→上がりは右肩下がりの形。

基本的にこのコースは、(平均ラップからも)前半がそれほど速くなるという訳
ではないが、最初の直線の長さによって4F目までなかなかスピードを落とさずに
流れるため、全体としての水準は高くなり、一定の持久力はやはり問われる。

そして、それほど溜められない道中から→直線の上り坂で力強い脚を使う必要が
ある…という部分で、適性的には、持続力と切れをバランス良く備えたタイプを
中心に考えたいところ。

※2021年は、実質的に前半が少し落ち着いた分、(道中~)上がりに寄った形。
位置取りはともかく、問われる適性に大きな違いはない…と考えたい。


好走の条件
・一定の持久力は必要
・持続力(&切れ)があること



予想


◎ステルヴィオ
マイルG1馬だが、この2年で8Fは何故か前々走を1戦使われただけ。
その京成杯AHは、道中が極端に締まった形で、この馬向きの適性という訳では
ない中でもそれなりに格好をつけているし、そこと比べればもう少し末を伸ばす
形になるこの舞台での前進は十分にありそう。
斤量を背負う厳しさはあるが、先行馬が揃っていて、展開的にハマる可能性は
あっていいし、ここは積極的に推してみたい。

○カイザーミノル
マイラーズCは、前半~道中がかなり速くなった流れの中で、自身は一貫した
脚の使い方から、レースを通して持続力を発揮しての3着。
その時の内容ならば、ここでも普通に上位扱いになる。
最後あと1つ上げ切れるか?というところで、本命は相手に譲るが、好走する
可能性は当然考えておきたい。

▲ルークズネスト
単純に中京では常に結果を出している馬。
大きな走りをするタイプで、坂上の長いこの舞台には本質的にハマるイメージが
あるし、実際にポートアイランドSの内容ならば、十分戦えていいところ。
連闘の状態は気になるが、大負けした分無理はしていない…と前向きに捉えて、
やはり上位には扱っておきたい。

注ダイワキャグニー
東京では(おそらく脚元の形状に由来する)坂上での粘り強さを見せてきた馬
だし、その適性は、同じく坂上が長いこの舞台にもハマっていいはず。
実際に金鯱賞では好走している訳だし、中京ならば中距離よりも(平均的に脚を
使う)マイルという印象もある。
評価としてはこの位置だが、幸Jが上手く受け流す競馬をしたら、面白いかも。

△エアロロノア
マイラーズCでは、道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮して、とりあえず
一定の地力を示しているし、力はやはり上位扱いになる。
ある程度長さがあるタイプ的には、マイルの一貫というのは少しだけイメージが
ズレる部分があり、勝ち切れるかどうか?は微妙だが、当然相手には考えたい。

△ディアンドル
小倉大賞典での、道中で極端に脚を使いつつ→粘り込んだ内容と、福島牝馬Sや
ヴィクトリアマイルでの末を伸ばした内容を合わせて考えれば、ここの展開にも
ハマる可能性はあって良さそう。
鞍上がどのような競馬をするのか?分からないが、少しでも控える選択なら。



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