2022年1月9日日曜日

シンザン記念@中京展望(ラップ傾向&予想)2022


まとめ
  • レースを通して淀みのない展開になる。
  • 一定の持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎レッドベルアーム

参考ラップタイム

(2021年⇔古馬1&2勝クラス平均)


ラップ傾向

今年も中京開催。とりあえずは、1&2勝クラスの平均からコースの特徴を把握
しつつ、そこから2021年のラップを少し眺めておきたい。

(1&2勝クラスの)ラップタイムを見ると、前半ミドルペースから、道中は
極端には緩まずに、ある程度一貫した流れになって、そこから勝負所で少し加速
しつつ→ラストだけ落ちる形。

ここの特徴は、全体としてフラットに近い展開になりやすい…ということで、
適性的には、やはりスピード持続力が必要になる。

クラス別で見てみると、レベルの差は前半よりも道中~上がりの方に表れている
格好で、淀みのない流れを追走しても→上がりをまとめられるような、底辺の
高さ(持久力)&持続力が、より強く問われそうではある。

以上を踏まえて2021年のラップを見れば、前半が速くなりつつ→後半も落とし
切らずにまとめた形。(スプリント戦ではあるが)のちのG1馬が前傾の内容で
押し通した訳だが、他の上位は基本的に一貫した脚の使い方になっていて、この
舞台の傾向からは外れていない。適性面では、やはりそこを踏襲して考えたい。


好走の条件
・一定の持久力&持続力があること



予想


◎レッドベルアーム
新馬戦は、前半~道中をまずまず高い水準で進めつつ→上がりをまとめた格好。
東京スポ杯は、少し離された5着だったが、コーナー部分をロスなく回すことが
重要になった中で、自身は外寄りを回した内容だったし、道中~上がりで示した
パフォーマンスは低くない。
(特に新馬戦の内容から)マイルもこなせて良さそうだし、大きな走りで坂上の
惰性が効きそう…という点でも面白そう。推し切ってみたい。

○ソリタリオ
同舞台の前走は、ある程度積極的に攻める競馬をして、道中を高い水準で進め
つつ→上がりをまとめての勝利。持続力は十分に認められる。
切れ勝負を3戦…というところからキャリアをスタートさせた馬で、実際に勝利
している訳だが、タイプ的には、もう少し一貫した展開の方がイメージは合い
そうだし、ここも押し通す可能性は十分ありそう。やはり注目。

▲ビーアストニッシド
気性的に危うさを感じさせる部分もあるタイプだが、それでも前走では10F戦で
しっかり溜めを効かせて2着。そこで抑え込んだフィデルはホープフルSでも
好走している訳だし、改めての距離短縮で前進を示す可能性はあっていい。
同舞台の新馬戦は、一本調子に脚を使って→あと1つまとめ切れず…という内容
だったので、勝ち切れるか?というのはあるが、相手にはしっかり考えたい。

注マテンロウオリオン
新馬戦は、後半で前3頭が併せ馬のような形になり、早い段階から脚を使いつつ
→直線もしっかりまとめた内容。最後差されはしたが、(併せた)他の2頭が
沈む中で勝ち負けした持続力は、当然認めていいはず。
前走のポツンから→どのような競馬になるのか?分からないが、未勝利のまま
1勝クラス戦に臨んでいる点は期待の表れだろうし、注目はしておきたい。

△デルマグレムリン
前走は、後方から進めて、早い段階から動き出し、コーナー部分でかなり脚を
使いつつ→(少し落としながらではあるが)上がりをまとめての勝利。
その時のパフォーマンスで考えれば、ここでも普通に上位扱いになる。
位置取りが固定だとすると、展開には左右されるので難しさがあるかも…だが、
地力がしっかり問われた場合に浮上する目は、とりあえず考えておきたい。

△カワキタレブリー
3走前は、道中を高い水準で進めつつ→上がりをまとめた格好。
パフォーマンス的には、その時の内容であればここでも十分上位に扱える。
前走は、それまでと比べて2秒くらい速い上がりを使って新味を出してきたし、
(適性の幅という意味でも)ある程度の対応力はありそうで、この舞台でも力は
出せても良さそう。相手には考えたい。

△ウナギノボリ
同舞台の前走は、フラットな展開の中で、自身も道中~上がりでまずまず高い
パフォーマンスを発揮しての2着。
一定の実力は認められるし、持続寄りに思える適性もここには合っていそう。
ほとんど出る気がなさそうなスタートの問題があるので、評価としてはあと1つ
推し切れない感覚になるが、相手にはピックアップしておきたい存在。



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