- 落ち着いた流れからの→ロングスパートという展開。
- 持続力(&一定の持久力)が問われた。
京都記念結果
1 | アフリカンゴールド | 2.11.9 | 34.5 | 01-01-01-01 |
2 | タガノディアマンテ | 2.12.1 | 34.3 | 03-03-04-03 |
3 | サンレイポケット | 2.12.2 | 33.8 | 08-08-10-09 |
4 | ジェラルディーナ | 2.12.2 | 33.6 | 11-11-12-11 |
5 | ユーバーレーベン | 2.12.3 | 34.5 | 03-03-02-03 |
6 | レッドガラン | 2.12.3 | 34.3 | 07-05-06-05 |
7 | エヒト | 2.12.3 | 34.2 | 09-08-09-07 |
天候:小雨 芝:稍重
上り4F:45.9 3F:34.5
前半1000m:61.7
12.7-11.3-12.0-12.9-12.8-12.7-11.6-11.4-11.4-11.0-12.1
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半ミドルペースくらいの流れから、道中はしっかりと
緩んだ展開。その後はラスト5Fで一気にペースアップしつつ、直線でもう1段
加速して→最後だけ落ち込む形。
元々流れやすい舞台なので、スタートはそこまで遅いという訳ではないものの、
前半のコーナーに入ってからはやはり落ち着いた扱いで、今回はハッキリ後半に
偏った展開になった。
そして後半部分では早い段階でしっかりとペースが上がって、かなり長い脚を
使う展開に。適性的には高い持続力(&一定の持久力)が問われた。
脚質的には、後半型の持続勝負になった…という部分では、3~4コーナーで
ロスなく回した馬。(ラストが落ち込むくらいの)ロングスパート戦だった…
という部分では、後半の仕掛けを少しでも遅らせた馬が優勢になったイメージ。
前後よりも、コース取りや脚の使い所が重要だった雰囲気ではある。
この先に向けては、上位の持続力は十分認められるし、とりあえずその点での
裏付けにはなっていきそう。あとはやはり、展開的に難しい立場になって(少し
だけ)負けた馬の巻き返しにも、注目はしておきたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
アフリカンゴールド
前半部分で大いに息を入れられた…というのはあるが、馬群が凝縮してきた早い
タイミングで仕掛け、長い脚を使う展開に持ち込みつつ→しっかり粘り込んでの
勝利。高い持続力を示した。
脚の使い方としては中日新聞杯の時と近いものがあるが、今回は上げた水準が
違っているし、これは新味を出した…とは言えそう。
再現性という点ではどこまで?というのはあるが、マイペースで入って、自分の
タイミングで勝負できそうな状況では、この先も出番はあっていいのかも。
見極めつつ(それが難しいが…)、注目しておきたい。
ジェラルディーナ
ペースアップにはあまりつき合わず、ギリギリまでじっくり…という競馬では
あったが、ラスト3Fからしっかり動きつつ→4コーナーは大外を回した内容。
それでも直線では脚を伸ばして、持ち前の持続力を示した。
9F辺りの一貫した展開で(特に)強さを見せている馬が、この距離でもしっかり
溜めを効かした…となると、この先の可能性は大きく広がった印象になるし、
どこかで大仕事を成し遂げる可能性も考えてみたくなる。注目していきたい。
ユーバーレーベン
好位から進めて、早い段階で上げてきた後ろにもある程度対抗しての→正攻法の
競馬。外寄りを回した格好ではあるし、展開的には難しい立場になった。
それでも最後まで止まり切っておらず、内容的には十分に力は示したイメージ。
とりあえず、この負けはあまり気にする必要はなさそうだし、次戦以降で条件が
好転すれば、巻き返す可能性は普通にあっていいはず。
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