2022年2月27日日曜日

中山記念展望(ラップ傾向&予想)2022


まとめ
  • 道中がかなり締まった展開になる。
  • 高い持続力が問われる。
  • 予想◎ウインイクシード

過去のラップタイム

2021 12.5-11.2-11.2-11.4-11.5-11.8-11.7-11.5-12.1
2020 12.4-11.8-11.8-11.8-11.5-11.7-11.9-11.3-12.1
2019 12.4-11.1-11.5-11.7-11.5-11.7-12.1-11.6-11.9
2018 12.8-11.7-11.7-11.5-11.5-11.8-12.2-11.9-12.5
2017 12.6-12.2-12.6-12.9-11.1-11.6-11.6-11.3-11.7
2016 12.6-12.0-11.9-11.6-11.3-11.6-12.0-11.1-11.8
2015 13.1-12.2-12.2-12.3-12.1-12.3-12.2-11.7-12.2
2014 13.0-12.2-12.1-12.2-11.6-11.8-12.3-12.1-12.5
2013 12.9-11.8-11.5-11.3-11.1-11.4-12.0-12.0-13.3
2012 12.8-11.8-11.4-11.4-11.3-11.6-11.8-12.0-13.2

過去10年の平均ラップタイム
12.71-11.80-11.79-11.81-11.45-11.73-11.98-11.65-12.33
1.47.25



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、スタート直後はある程度ゆったり流れるものの、その分
道中が(多少の緩急はあるが)相当に締まった展開になり、そのまま上がりまで
高い水準を維持する形。

とにかくここの特徴は、緩い前半を受けての騎手心理&向正面の下り坂という
コース形状によって、道中がかなり速くなることで、息を入れられない展開への
対応力&スピード耐性という部分で、相当な持続力(筋持久力)が必要になる。

もちろん道中が落ち着く年もあって、その場合切れタイプの台頭も考えられそう
なのだが、結果を見れば持続タイプが結局は強くて、狙いとしては変化をつける
必要は特になさそう。


好走する条件
・高い持続力があること



予想


◎ウインイクシード
ここでは昨年3着。その時はスタートから逃げ馬に圧を掛け続けて、自身も高い
水準のラップを踏みつつ→しっかりと粘り込む強い内容だった。
前走・中山金杯は6着だが、ロスなく回すことが重要になった中で外を回して→
コンマ5秒差なら悪くないし、松岡Jの騎乗も「やり過ぎず&控え過ぎず」で
パンサラッサの展開に対しては結構ハマるかも。
示しているパフォーマンスに対して人気は甘いし、ここは推し切ってみたい。

○パンサラッサ
福島記念は、スタートからぶっ飛ばしつつ→後半もうひと踏ん張りしての勝利。
オクトーバーSは、イーブンに近い脚の使い方で、少し変化をつけての勝利。
異なる展開でしっかりと結果を出している点でも、その価値はやはり高い。
減速要素の多い中山で同じことをするのは難しさがあるだろうが、残る可能性は
当然考えておきたい。

▲アドマイヤハダル
前走は、締まった展開の中で、自身も道中を高い水準で進める形から→上がりを
しっかりとまとめた2着。ロスの少ない競馬ではあったが、そこで示した内容で
考えれば、ここでも普通に上位に扱える。
2走前は同舞台で負けているが、向こう正面でペースアップした皐月賞でも好走
している馬だし、コース&展開も問題はなさそう。注目しておきたい。

注カラテ
マイルに距離短縮してから格を上げた馬ではあるが、大きな走りをして、道中~
上がりという脚の使い方で高いパフォーマンスを発揮しているタイプ的に、中山
1800mは十分こなせてもいいはず。
ここではある程度流れに乗りたい…というのはあるので、位置取り次第にはなる
ものの、可能性はしっかり考えておきたい。

△ダノンザキッド
G1でしっかりと結果を出していて、当然1つの格を備えている馬だし、適性面
でも、ホープフルSが9F的な展開だったので、こなせる可能性はありそう。
あとはここの道中水準への対応…という部分で、(状態が微妙で曖昧になって
しまったが)皐月賞をしっかりこなせていれば→「問題なし」と言えたのだが、
そこは1つ走ってみなければ…といったところ。ここで見極めたい。

△ヒュミドール
福島記念は、超のつく縦長の展開に引っ張られて、道中を高い水準で進めつつ
→直線でジワジワ脚を伸ばしての2着。前は残したものの、パフォーマンスは
悪くなかったし、ここでも十分できていいはず。
今回はデムーロJに替わって、どのような競馬になるのか?といったところでは
あるが、スタートを決めて&ある程度流れに乗る形であれば。

△ゴーフォザサミット
昨年ここでは4着。その時は引っ張られる展開の中で、道中でかなり脚を使い
つつ→上がりをまとめた格好。パフォーマンス的には普通に上位に扱える。
その後も、斜行の煽りを受けた日経賞以外はそこそこは走っているし、久々の
状態は気になるが、トレーナーの引退に華を添える激走も、可能性としては一応
考えておきたいところ。

△レッドサイオン
2走前は、前に引っ張られる形で、自身も道中~上がりで高いパフォーマンスを
発揮。その時の内容で考えれば、ここでも上位に扱える。
それと前走などとの比較で、前半は少しじっくりしたい部分がありそうなので、
勝ち負けできるポジションから進められるか?(&結果を出せるか?)は微妙な
ところだが、相手には考えておきたい。(これも藤沢厩舎。怖さはある…)



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