2022年3月4日金曜日

阪急杯回顧(ラップ分析)2022


まとめ
  • ミドルペース一貫という展開。
  • 持続力が問われた。

阪急杯結果

ダイアトニック1.19.9 34.2 03-03
トゥラヴェスーラ1.20.0 33.8 12-12
サンライズオネスト1.20.3 34.6 03-03
リレーションシップ1.20.5 34.5 09-09
グレイイングリーン1.20.5 34.3 12-12
ミッキーブリランテ1.20.5 34.6 07-05

天候:晴 芝:良
上り4F:45.9 3F:34.5
前半3F:34.0
12.2-10.6-11.2-11.4-11.5-11.3-11.7



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半は(馬場差を考慮すると)平均弱のミドルペース
くらいの流れで、その後は勝負所で多少の緩急はつきつつも、一定に近いような
スピードを保つ形。

今回は、水準としては特別に速くもなく&遅くもなく…という一貫した展開に
なって、適性的には、シンプルに持続力が問われた。

脚質的には、前後はどちらも…という結果になっていて、その点はポジション
よりも適性が物を言った印象。
ただし左右に関しては、上位2頭は最内を通っていたように、淀みのない流れの
中で(コーナーで相対的に脚を使わない)内が優勢になった。

本番に向けては、今回はいかにも1400m的な展開ではあったので、ハイペース
への対応という部分で、他のレースによる裏付けは欲しいところ。それを前提と
するなら、持続力が重要な中京に対して、適性面でのつながりはあってもいいの
かも…といったところ。あとは当日の傾向(スピードかor決め手か)次第。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ダイアトニック
一旦ハナに立ちつつ→好位インに抑えて、そこから直線で(かなり強引な抜け
出しだったが)しっかりと持続させての勝利。
自身としてはほぼイーブンにまとめた格好で、内容(前後のバランス)的には
2年前と近い水準で走れているし、とりあえずは順調と言って良さそう。
当時は前哨戦&本番ともに微妙な感じになったが(今回も…か)、ここで改めて
タイトルに挑戦する準備が整った印象。当然、注目しておきたい1頭ではある。

トゥラヴェスーラ
馬群の後ろのインでじっくりと進めて→直線も内からしっかり脚を伸ばしての
2着。勝ち馬の後ろが空いていなかったら…と考えると、一か八かという側面も
あったが、結果的には、日頃からロスなく…という意識が強い鮫島克Jらしい
好騎乗となった。
前半から引っ張られてもある程度の結果は残しているが、末を伸ばす形の方が
やはりパフォーマンスは上がるイメージだし、本番では(昨年のように)それが
許される馬場かどうかが重要にはなりそう。状況を見極めつつ、注目はしたい。



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