- 前半~道中が厳しくなった展開。
- 持久力&持続力が問われた。
福島牝馬S結果
1 | アナザーリリック | 1.47.0 | 34.6 | 15-15-14-09 |
2 | クリノプレミアム | 1.47.0 | 35.7 | 05-05-05-03 |
3 | サトノダムゼル | 1.47.1 | 35.0 | 08-09-10-09 |
4 | シンハリング | 1.47.2 | 35.6 | 05-05-06-05 |
5 | ルビーカサブランカ | 1.47.2 | 34.6 | 16-16-16-14 |
天候:晴 芝:良
上り4F:48.4 3F:36.4
前半1000m:58.6
12.2-10.7-12.1-11.8-11.8-12.0-12.4-11.8-12.2
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、速いスタートから、(一旦は落ち着いたものの)道中も
かなり締まった展開になり、そこから後半は一応緩急がついた形。
今回の特徴は、やはり前半~道中の速さ。
厳しい水準の流れの中で、まずは当然、高い持久力が必要とされた。
また後半に関しては、溜め&加速が入っているものの、その区間では前の馬が
明らかに苦しくなって→隊列が入れ替わっており、(上位の中では前から進めて
いた)クリノプレミアムあたりの挙動から考えれば、実質的にはフラットな形と
言って良さそう。適性的には、持続力が問われた。
脚質的には、前4頭が→下から4頭という結果。積極的に進めた馬には基本的に
難しくなって、差し馬が有利になった。
この先に向けては、今回は後続に関しても道中以降は厳しいラップを踏んでいる
ため、上位の地力はやはり認めたいし、それらの活躍にまずは期待をしたい。
あとはやはり、好位から負けた馬の巻き返しにも一応注目はしておきたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
アナザーリリック
後方から、前半は完全に受け流す格好になったが、その分道中を高い水準で進め
つつ→しっかりと上がりをまとめての勝利。後半は外から攻めていた内容だし、
パフォーマンス的に、その力はやはり認めておきたい。
ヴィクトリアマイルは出走自体が微妙…という雰囲気だが、この先は、より高い
スピード水準の中で(受けて立って)どこまで出来るか?という点に、長い目で
注目はしてみたい。
クリノプレミアム
自身としては前後イーブンに近い内容だが、道中ではやはり高い水準のラップを
踏んでいるし、前述のように好位の中では最も前から進めていた格好。
その地力は当然認めておきたい。
この内容で、前走がフロックではないことが証明されたと言っていいだろうし、
改めて9Fへの高い適性を示した訳だが、この2戦の内容がありつつ→逆算して
みると、牡馬相手に5着した京都金杯の価値が(斤量だけではないという点で)
少し変わってくるのかも知れない。
ヴィクトリアマイルでも、ひょっとしたらひょっとする…とは考えておきたい。
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