2022年4月9日土曜日

ニュージーランドトロフィー展望(ラップ傾向&予想)2022


まとめ
  • 前半ある程度流れつつ→後半はフラットな展開。
  • スピード持続力が問われる。
  • 予想◎エンペザー

過去のラップタイム

2021 12.4-11.3-11.3-11.7-11.8-11.7-11.2-11.7
2020 12.3-10.9-11.0-11.7-11.7-11.7-11.9-11.8
2019 12.4-11.5-12.0-12.3-12.1-11.4-11.2-11.3
2018 12.5-11.1-11.6-11.9-12.0-12.1-11.6-11.4
2017 12.9-11.6-11.8-12.1-12.3-12.0-11.7-11.6
2016 12.2-11.0-11.7-11.7-12.1-11.8-11.7-11.7
2015 12.2-11.2-11.6-12.2-11.8-12.0-12.0-11.8
2014 12.2-10.8-11.0-11.7-11.9-11.8-11.8-12.1
2013 12.6-11.3-11.8-12.1-12.2-11.7-11.4-11.7
2012 12.1-10.6-11.3-11.6-12.0-11.7-12.0-11.9

過去10年の平均ラップタイム
12.38-11.13-11.51-11.90-11.99-11.79-11.65-11.70
1.34.05



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半ある程度速く流れて、道中は3コーナー辺りで少し
落ち着く展開。そこから勝負所で僅かながらの加速を示しつつ→終いまで一定に
近いスピードを維持する形。

ここでは、全体としてフラットな展開になるために、適性面で、とりあえずは
スピード持続力を備えていなければ話にならない。

また以前のこのレースには、将来的に1400mで活躍しそうなタイプの方が合う
…という印象があったのだが、近年は、前半~道中が少し落ち着く傾向にあって
(極端には緩まないが)、その点で、シンプルにマイラータイプの活躍も目立つ
ようになっている。

脚質的には、極端に後ろからではなかなか届かないので、好位or中団から押し
通せるようなタイプを中心に考えたいところ。


好走する条件
・スピード持続力があること



予想


◎エンペザー
前走は、落ち着いた流れの中で番手から→末を伸ばした格好だが、東京や阪神の
未勝利戦では、締まった展開の中でも好位から→しっかりと粘りを見せていて、
一定以上の地力も示している。それらの合わせ技で、ここでも上位に扱える。
デビュー2戦目以降は徐々に馬体を減らしていて、その点をどう見るか?だが、
それに伴って実際に成績は上がっている訳だし、シルエットとしても「締まって
きている」印象を受ける。
大外枠だが、シンプルに、これはちょっと面白そうな馬。推し切ってみたい。

○デルマグレムリン
前走は、(特に)道中がしっかり落ち着いた展開にも拘らず、縦長の隊列。
その中での後方からの競馬で、(追い上げに脚を使っている分)直線で伸び切れ
なかったことは仕方のないところ。
同じコースでもシンザン記念では、もっと締まった展開の中で最後しっかりと
詰められているし、上がりに限界がありそうなタイプ的には、中山に替わっての
前進もあって良さそう。注目しておきたい。

▲マテンロウオリオン
シンザン記念は、好位インからロスなく進めつつ→直線は交わすだけ…という
内容だったが、低くない水準の中でやはり地力はしっかり示したし、その時の
パフォーマンスで考えれば、ここでも上位扱いになる。
今回は内枠で、前走と同じような競馬が期待できそうだが、先週は(雨の影響も
あったが)馬場が外にシフトしていたこともあり、それがどちらに転ぶのか…。
可能性としては当然頭までだが、相手も面白そうだし、少しだけ控えた3番手。

注サーマルウインド
同舞台の前走は、引っ張られる展開の中で、自身としては前半~道中を一定に
近い水準で進めつつ→上がりをまとめての勝利。
そこで示したパフォーマンスは高く、ここでも普通に上位に扱える。
大型で使って良くなりそうな雰囲気もあるタイプだし、ここで更なる前進を示す
ようなら、可能性としては頭まであってもいいのかも。注目はしておきたい。

△ティーガーデン
同舞台の前々走は、前半で引っ張られる形から、溜め→切れという内容で、最後
キッチリと捕えての勝利。
そこで示したパフォーマンスで考えれば、ここでも上位に扱える。
勝利した2戦が"変化をつける"展開だったので、一貫した脚の使い方でどうか?
というのはあり、評価はここまでだが、相手にはやはり考えておきたい。



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