2022年4月10日日曜日

桜花賞展望(予想)2022



予想


とにかく1番人気が飛んでいく年になっているが、これまでの該当馬は全て
ぶっつけ。勝てる水準まで上げつつも、(次戦以降を睨んで)仕上げ過ぎない
…という、バランスを取った調整をしている部分もあったのかも。

その点では、1番人気になりそうな馬が前哨戦をしっかり使っている今回は、
(仕上げ面で)上手くいく確率は上がっているのでは。…と信じたい。


◎ナミュール
チューリップ賞は、前半で引っ張られる展開の中で、流れにしっかりと乗って、
直線はスムーズさを欠きつつも→最後しっかりと伸びての快勝。
自身が前半~道中で踏んだ水準も、それまでと比べて明らかに高くなっており、
追走で脚を使いつつも決め手は鈍らなかった…という点は大きな収穫だったし、
当然ここでは有力な存在ということになる。
厳密には、道中の部分ではもう1段更新してくる必要はあるが、それは他の馬に
対しても言えることだし、1度叩いての→前進があれば。素直に期待。

○サークルオブライフ
チューリップ賞は、前半が速くなった流れの中で、それまでのレースと比べると
積極的なポジションから進めた格好。最後は伸び負けたが、スタート部分で脚を
使った内容を考えれば仕方がないし、結果はそこまで気にする必要はないはず。
今回は外枠だし、内を見ながら無理のない競馬ができるだろうし、本番の流れに
持続寄りの適性がハマって→前進する可能性は当然ありそう。
相手次第ではあるが、頭までしっかりと考えておきたい存在。

▲ピンハイ
チューリップ賞は、前半~道中を(一定に近い)高い水準で進めつつ→上がりを
しっかりとまとめての2着。ロスのない競馬ではあったが、スタートで後手を
踏みつつ→リカバリーをして、額面以上に脚を使ったはずだし、G1上位馬が
揃っていた中で、デビュー2戦目での好走。非凡さは感じさせた。
ここに入っても、示しているパフォーマンス的には普通に上位だし、それを考慮
すると、今の人気はさすがに甘過ぎる。積極的な考え方をしておきたい。

注ナムラクレア
指数的には普通に上位だが、1つ短い距離の方がイメージは合う…という点で、
評価としてはどこまで?となるが、土曜重賞で勝利した2頭が同じパターン。
一方は舞台が全く違うし、前哨戦と本番の違いもある訳だが、個人的にも余裕で
スルーしたら→走られてしまった都合上、軽視はちょっとできなくなった…。
ミッキーアイル産駒の舞台への適性の高さもあるし、馬場が荒れてきて→短距離
にも対応できる走法がハマる状況…という可能性も考えられる。注目はしたい。

△ウォーターナビレラ
チューリップ賞は、好発から→下げてじっくりと進めつつ、直線はスムーズさを
少し欠いた格好でのなだれ込み。見た目には今一つという感じだが、踏んでいる
水準は低くないし、止まっている訳でもなく、一定の力は示した。
タイプ的には、常に一定以上の上がりでまとめられている一方で、突き抜ける
ような決め脚にはなりにくいところがあり、その点で、勝ち切れるか?と言えば
微妙だが、その分崩れないイメージはある。やはり相手には考えたい。

△プレサージュリフト
クイーンCは、後方外から、道中まずまずの水準で進めつつ→しっかりとした
決め手を発揮しての勝利。高い性能を示した。
西のトライアル組がもっと厳しいラップを踏んで→ここに駒を進めているため、
裏付けの部分では(現段階では)どうしても下の扱いになってしまうのだが、
この馬自身は2戦2勝で、まだ底を見せていない。
前進を示す可能性は当然あっていいし、注目はしておきたいところ。



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