2022年4月3日日曜日

大阪杯展望(予想)2022



予想


天気が微妙。その点も含めて、人気馬にも不確定な要素があり、ひねってみる
手もあったのだが、上位の中で序列を何度か入れ替えてみたものの、どうも
しっくりとこない…。

中心視されている馬の方が内寄りの枠を引いている…というところも大きく、
結局は、人気通りに落ち着いた予想。


◎エフフォーリア
実力は当然上という存在で、個人的な指数でも現段階では1枚抜けている扱い。
ダービーでハナ差交わされたことがあるだけ…という経歴なので、一定以上の
適性の幅も当然ある訳だし、展開がどう転んだとしても、やはり勝ち負け以上
というイメージにはなる。
フットワークからはもう少し距離があった方が走りやすそうな印象になるため、
実際に今回の(場合によってはマイルに近い)スピード水準を追走してどうか?
というのはあるが、道中で脚を使う形になった皐月賞、後半で11秒台以内を刻み
続けたダービーなどを見る限りは、何だかんだこなしてしまうのかも。
あとはコース取り。外を悠々と回すようだと足元を掬われる可能性が今回は特に
あるので、迎え撃つ立場でロスを抑えた競馬ができるかどうか?だが、自身より
内枠に入った馬の顔ぶれを見れば、皐月賞のようなポジションに自然と落ち着き
そうな雰囲気。それならばもう、素直に推しておく。

○ジャックドール
金鯱賞は、とにかく高水準。道中をビッシリと締めつけつつ→勝負所でも一脚
使っての押し切りで、トップレベルで戦えるところには普通に到達している。
5連勝は坂上が長い東京&中京。(フットワークに由来する)坂上の”惰性力”が
1つの武器になっている印象はあるので、その点で阪神に替わってどうか?とも
思うが、実際のところ同舞台では未勝利戦で圧勝している。
その時も(レベルはまだまだ…だが)後半型の持続という展開の中で持ち味を
存分に発揮しているし、後ろが差しづらい形に持ち込んで(後続に脚を使わせて)
→粘り込む…ということは、ここでもやはり出来て良さそう。
当然、推し切る手もあったのだが、相手も内寄りの枠&人気も2強の扱いだと、
無理をしてまで序列を入れ替えるほどの期待値か…?となり、結局は2番手。

▲レイパパレ
金鯱賞は、勝ち馬には少し離された格好だが、コーナー部分が速い展開の中で
外を回した分もあるし、牡馬と同斤量を背負ってのコンマ4秒差。
実質的にはそこまでの差はないはず。
今回も同じ馬が引っ張りそうな中で外枠を引いたので、結局は扱いが難しく
なったのだが、走法的には、坂上が長い中京よりも阪神の方が合うだろうし、
前進する可能性は考えておきたいところ。
(相手はどちらもフットワークが売りのタイプなので、天気が大きく崩れる
ようなら面白かったが、今の予報だとそこまでの期待はできないか…)

注ヒシイグアス
昨年の中山記念は、道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての
勝利。持続力を示した。
香港Cも、後傾の持続勝負の中で、後半は大外を回しつつ、早い段階から脚を
使った内容で、展開的には逆境の立場だったと言えるだろうし、それでタイム差
なしの2着というのは十分に評価できる。
今回は池添Jなので、ロスなくという方向に行くか?は微妙だが、その分G1の
流れの中での”前後”の感覚には優れたジョッキー。
食い込んでくる可能性はやはり考えておきたい。

△アカイイト
金鯱賞は、この馬としては流れに乗りつつ→直線でジワジワ浮上しての3着。
ロスのない競馬ではあったが、斤量を背負う方の立場だったし、道中〜上がり
では十分に高いパフォーマンスを発揮。改めて力は示した。
今回も内寄りの枠を引いたし、前走と同じように中団までにつける競馬ができる
のなら、淀みのない流れの中でハマる可能性はあっても良さそう。
注目はしておきたい。(エフフォーリアが内にいて、その直後ならベスト)

△ポタジェ
金鯱賞は、後方から→最終的には大外に持ち出した内容での4着。位置取り&
コース取り的に難しい競馬になって、結果は仕方がなかったが、道中〜上がり
では十分に高いパフォーマンスを発揮。一定の力は示した。
今回は中枠から左右どちらを選択するのか?というのが鍵になりそうだが、ロス
なく&ある程度のポジションを確保するようなら、食い込んでくる可能性は十分
あっても良さそう。相手には考えておきたい。

☆スカーフェイス
小倉大賞典は、位置取り&コース取り的にスムーズさを欠いた部分もあって、
結果は5着までだったが、道中〜上がりではなかなかのパフォーマンスを発揮。
その時の(特に後半の)水準を考えると、ここでもある程度できても良さそう。
今回は1番枠を引いて、(最近は絶対とは言えないものの)基本ロスなく回す
鞍上。何かしらが内から突っ込んでくる…というのは、このレースの恒例では
あるし、さすがに評価は1つ区別するものの、激走の可能性は考えてみたい。



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