2022年5月27日金曜日

平安ステークス@中京回顧(ラップ分析)2022


まとめ
  • 前半まずまず、道中は大きく緩みつつ→勝負所でしっかり加速する展開。
  • 一定の持久力&切れが問われた。

平安S結果

テーオーケインズ1.57.0 35.9 03-03-04-04
ケイアイパープル1.57.4 36.5 03-03-02-03
メイショウハリオ1.57.8 36.4 09-08-07-08
スマッシングハーツ1.58.0 36.3 11-12-11-12
スワーヴアラミス1.58.1 37.0 05-05-04-05

天候:曇 ダート:良
上り4F:48.7 3F:36.2
7.2-10.9-11.3-13.4-12.9-12.6-12.5-12.3-11.6-12.3



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、スタートはまずまずの入り方だが、道中は大きく緩んだ
展開で、勝負所でしっかりと加速しつつ、上がりが速くなった。

今回は、スタートで一応は引っ張られているが、道中は下級条件戦の水準まで
落ち着いた格好。その点では一定の持久力は前提としつつも、地力よりも性能
というイメージにはなって、適性的には"切れ"というレースになった。

脚質的には、前半で少し脚を使いつつの→緩急というところで、差し浮上した
馬もいるが、やはりある程度流れに乗った馬が優勢になった印象。
何より、上がり(加速)への対応力が物を言った。

この先に向けては、断然の人気馬があっさりと勝ち切った格好なので、実力が
反映されてはいて、上位の活躍にまずは期待はしたいところだが、適性面では、
“耐える”タイプの巻き返し…というのもありそう。各馬の挙動を細かくチェック
しつつ、それぞれ注目していきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

テーオーケインズ
好位インから、勝負所で少し持ち出しつつ→上がりを最速でまとめての完勝。
元々チャンピオンズCで1枚も2枚も上の性能を示している馬だけに、この展開
ならば当然とも言えるが、もちろん今回は59kg。終わってみれば、やはり実力が
抜けていた…という雰囲気。
帝王賞に関しては、昨年は引っ張られる展開の中で自身も前傾の内容で圧勝して
いて、中京で見せたものとは違う強さを示しているし、状態も問題なし…という
ことなら、当然有力な存在とはなりそう。素直に期待しておきたいところ。



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