- 速く&(ビッシリと)締まった展開。
- 持久力&持続力が問われた。
京都新聞杯結果
1 | アスクワイルドモア | 2.09.5 | 35.2 | 09-08-09-06 |
2 | ヴェローナシチー | 2.09.6 | 35.4 | 11-11-06-03 |
3 | ボルドグフーシュ | 2.09.8 | 35.0 | 12-12-12-12 |
4 | リカンカブール | 2.10.2 | 36.1 | 04-04-03-03 |
5 | ブラックブロッサム | 2.10.3 | 36.2 | 02-03-03-03 |
天候:晴 芝:良
上り4F:47.4 3F:35.6
前半1000m:58.2
12.5-10.9-10.6-12.1-12.1-12.1-11.8-11.8-11.8-11.7-12.1
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半から速くなり、道中も淀みなく流れて、そこから
上がりまで(多少の変化はあるものの)フラットに近い形。
(翌日に一瞬で塗り替えられたものの)日本レコードを記録したように、今回は
とにかくスピードに寄ったが、最後方にいたボルドグフーシュでも(前後3Fで
言えば)イーブンに近い内容で走った扱い。
つまりは馬群全体がかなり前掛かりになっていて、単に馬場が速かったという
だけでなく、展開自体もやはり厳しかった。
適性的には当然、持久力&持続力が問われた。
脚質的には、好位からある程度粘っている馬もいるが、この高い水準にずっと
居続ける…というのは至難の業だし、やはり差し馬が有利になった。
本番に向けては、厳しい展開で上位の地力は当然認めていいだろうが、上がり
3Fは最速の馬でも35秒台というように、末を伸ばす形にはなっておらず、その
点では他のレースによる裏付けが必須…とはなりそう。
また前傾で→道中~上がりは続けるor耐えるという形は、往々にして距離短縮に
つながるイメージなので(特に先行馬)、この組がこの先どのような活躍をして
いくのか?という部分にも(後学のために)注目はしておきたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
アスクワイルドモア
馬群の内でじっくり進めつつ、勝負所も極力ロスなく回して(肝心な所で迷惑は
掛けているが…)、直線しっかりと持続させての勝利。
この馬のポジションでも前半からかなり引っ張られ、前傾の内容になっていて、
その中で上がりをまとめられた地力は当然認めておきたい。
経歴的に、上がり34秒台以内の脚は現状使っていない点で、ダービーに対して
つながるか?は微妙だが、今回の走りのイメージからは後ろが定位置とも思わ
ないし、(例えばステイフーリッシュのように)この先の持続型の舞台で活躍
する可能性は十分にありそう。注目していきたい。
ヴェローナシチー
後方外から進めて、3~4コーナーで捲りつつ→直線も粘った格好での2着。
最後は差されたものの、仕掛けのタイミングやコース取りを考えれば、その力は
当然認められる。
現状では、決め手の部分でもう1つ上のものが欲しい…というのはあるので、
ダービーに対してはどこまで?とはなるのだが、走りのイメージ的に距離延長
自体は悪くないし、とりあえずは今回のような激流になれば…といったところ。
(もしかしたら、秋の方が面白いかも)
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