まとめ
- 前半ある程度速く、道中も高い水準から→しっかりと加速する展開。
- 高い持久力が問われる。
- 切れ&末脚の持続力が必要。
オークス過去10年のラップタイム
過去のラップタイムを見てこのレースの傾向を探ってみたい。2021(ユーバーレーベン:2.24.5)
12.5-11.1-11.8-12.3-12.2-12.6-12.6-12.4-12.1-11.3-11.7-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:47.0 3F:34.9
前半1000m:59.9
勝ち馬コーナー通過:12-13-10-08
勝ち馬上り3F:34.4
2020(デアリングタクト:2.24.4)
12.3-11.1-12.0-12.3-12.1-12.7-13.0-12.6-12.1-11.2-11.2-11.8
天候:晴 芝:良
上り4F:46.3 3F:34.2
前半1000m:59.8
勝ち馬コーナー通過:11-12-12-13
勝ち馬上り3F:33.1
2019(ラヴズオンリーユー:2.22.8)
12.5-10.9-11.7-11.9-12.1-12.2-12.3-12.2-11.7-11.4-11.6-12.3
天候:晴 芝:良
上り4F:47.0 3F:35.3
前半1000m:59.1
勝ち馬コーナー通過:09-08-10-10
勝ち馬上り3F:34.5
2018(アーモンドアイ:2.23.8)
12.6-11.1-12.0-11.9-12.0-12.2-12.4-12.3-12.4-12.2-11.1-11.6
天候:晴 芝:良
上り4F:47.3 3F:34.9
前半1000m:59.6
勝ち馬コーナー通過:06-06-06-05
勝ち馬上り3F:33.2
2017(ソウルスターリング:2.24.1)
12.7-11.6-12.8-12.6-12.0-12.3-12.3-12.1-11.6-11.3-11.2-11.6
天候:晴 芝:良
上り4F:45.7 3F:34.1
前半1000m:61.7
勝ち馬コーナー通過:03-04-02-02
勝ち馬上り3F:34.1
2016(シンハライト:2.25.0)
12.3-10.7-12.1-12.3-12.4-12.5-12.9-12.6-12.7-11.4-11.5-11.6
天候:晴 芝:良
上り4F:47.2 3F:34.5
前半1000m:59.8
勝ち馬コーナー通過:15-14-13-14
勝ち馬上り3F:33.5
2015(ミッキークイーン:2.25.0)
12.5-10.6-12.5-13.0-12.7-12.6-12.5-11.9-11.9-11.3-11.6-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:46.7 3F:34.8
前半1000m:61.3
勝ち馬コーナー通過:12-12-09-09
勝ち馬上り3F:34.0
2014(ヌーヴォレコルト:2.25.8)
12.4-10.6-12.2-12.8-12.7-12.7-12.8-12.5-12.0-12.0-11.3-11.8
天候:晴 芝:良
上り4F:47.1 3F:35.1
前半1000m:60.7
勝ち馬コーナー通過:07-09-09-08
勝ち馬上り3F:34.2
2013(メイショウマンボ:2.25.2)
12.5-11.1-12.1-12.0-11.9-11.8-12.4-12.9-12.8-12.0-11.8-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:48.5 3F:35.7
前半1000m:59.6
勝ち馬コーナー通過:09-09-07-07
勝ち馬上り3F:34.6
2012(ジェンティルドンナ:2.23.6)
12.6-10.9-11.6-12.0-12.0-11.9-12.4-12.3-12.2-12.1-11.8-11.8
天候:晴 芝:良
上り4F:47.9 3F:35.7
前半1000m:59.1
勝ち馬コーナー通過:13-14-14-15
勝ち馬上り3F:34.2
過去10年の平均ラップタイム
12.49-10.97-12.08-12.31-12.21-12.35-12.56-12.38-12.15-11.62-11.48-11.82
2.24.42
ラップ傾向
(過去記事の転載)ラップタイムを見ると、前半はミドル~やや速いくらいのペースで流れ、道中は
一旦落ち着く格好にはなるものの水準の高い展開。そこから上がりはラスト3F~
2Fで大きく加速しつつ→最後も極端には落とさない形。
この時期の牝馬の2400m戦だけに、緩むパターンも当然あるのだが、前半は
ある程度引っ張られることが多いし、加えて近年は速い馬場でスピードに乗る
形から、道中水準が上がってきている。
⇒受け流す入り方をしても、結局は後半、高い水準のラップを踏むことになる。
したがってここで重要になるのは、道中でいかに無駄脚を使わず追走できるか?
ということ。ゆったりとした走行フォームもプラスになるだろうし、とにかく、
"高い持久力"を備えていなければ話にならない。
そしてその点をクリアしていることを前提として、勝ち切れるかどうか?まで
考えると、勝負所で機動力を発揮しつつ→ラスト3Fを最後までしっかりと伸び
切れる…という、上がりの性能の高さが物を言う。
結局このレースは、総合力勝負。(以前よりも性能面が問われるイメージ)
折り合いの問題はまた別の話だが、完成度が高くて、G1の厳しい流れ&直長
コースを浮上した経験を持つ、桜花賞上位馬が優勢になるのは当然のこと。
脚質的にも、性能&無駄脚を使わない観点から、中心はやはり差し馬となる。
好走の条件
・高い持久力を備えていること
・切れ&末脚の持続力があること(勝ち切る条件)
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