まとめ
- 前半が速くなり、多少の緩急が付きつつ→最後は落ちる展開。
- 地力の高さが問われる。(持久力&スピード耐性&持続力)
- 勝ち切るにはやはり切れも必要。
安田記念過去10年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。2021(ダノンキングリー:1.31.7)
12.3-11.0-11.6-11.5-11.4-11.2-11.0-11.7
天候:曇 芝:良
上り4F:45.3 3F:33.9
前半4F:46.4
勝ち馬コーナー通過:08-08
勝ち馬上り3F:33.1
2020(グランアレグリア:1.31.6)
12.1-10.9-11.2-11.5-11.6-11.4-11.0-11.9
天候:晴 芝:稍重
上り4F:45.9 3F:34.3
前半4F:45.7
勝ち馬コーナー通過:08-07
勝ち馬上り3F:33.7
2019(インディチャンプ:1.30.9)
12.2-10.9-11.4-11.3-11.2-11.1-11.2-11.6
天候:曇 芝:良
上り4F:45.1 3F:33.9
前半4F:45.8
勝ち馬コーナー通過:04-05
勝ち馬上り3F:32.9
2018(モズアスコット:1.31.3)
12.2-10.8-11.2-11.3-11.3-11.4-11.4-11.7
天候:晴 芝:良
上り4F:45.8 3F:34.5
前半4F:45.5
勝ち馬コーナー通過:11-12
勝ち馬上り3F:33.3
2017(サトノアラジン:1.31.5)
12.2-10.6-11.1-11.6-11.6-11.0-11.3-12.1
天候:晴 芝:良
上り4F:46.0 3F:34.4
前半4F:45.5
勝ち馬コーナー通過:14-15
勝ち馬上り3F:33.5
2016(ロゴタイプ:1.33.0)
12.3-11.0-11.7-12.0-12.1-11.3-10.9-11.7
天候:晴 芝:良
上り4F:46.0 3F:33.9
前半4F:47.0
勝ち馬コーナー通過:01-01
勝ち馬上り3F:33.9
2015(モーリス:1.32.0)
12.4-10.8-11.1-11.6-11.4-11.2-11.3-12.2
天候:晴 芝:良
上り4F:46.1 3F:34.7
前半4F:45.9
勝ち馬コーナー通過:03-03
勝ち馬上り3F:34.5
2014(ジャスタウェイ:1.36.8)
12.3-11.1-11.7-12.0-12.0-11.8-12.1-13.8
天候:小雨 芝:不良
上り4F:49.7 3F:37.7
前半4F:47.1
勝ち馬コーナー通過:09-11
勝ち馬上り3F:37.1
2013(ロードカナロア:1.31.5)
12.0-10.7-11.2-11.4-11.7-11.5-11.3-11.7
天候:晴 芝:良
上り4F:46.2 3F:34.5
前半4F:45.3
勝ち馬コーナー通過:08-08
勝ち馬上り3F:33.3
2012(ストロングリターン:1.31.3)
12.2-10.7-10.9-11.1-11.4-11.3-11.8-11.9
天候:曇 芝:良
上り4F:46.4 3F:35.0
前半4F:44.9
勝ち馬コーナー通過:13-12
勝ち馬上り3F:33.8
過去10年の平均ラップタイム
12.22-10.85-11.31-11.53-11.57-11.32-11.33-12.03
1.32.16
ラップ傾向
(過去記事のごく一部修正)過去のラップタイムを見ると、前半がかなり速くなって、道中は(緩むという
訳ではないが)形としては一旦落ち着き、勝負所で一段加速した後、ラストは
少し落ちる展開になる。
このレースで最も特徴的なのは、何と言っても前半の速さであり、半マイルは
45秒台というのが最早デフォルト。
前がこれだけ速くなれば、前半でしっかりと溜めて~とかは無理なので、高い
持久力とスピード耐性、レースを通して一定水準以上の領域に居続けるための
持続力が、強く問われることになる。
したがってここでは、切れ味で多少劣っていたとしても、底辺が高く、最後まで
止まらないタイプの馬が、最終的には上位に浮上する可能性が高くて、とにかく
まずは地力の部分を重視しておきたいところ。
そして、その点をクリアしていることを前提とした上で、このコースだけに全体
として一応メリハリがつく形にはなるので(加速はあまり大きくならないが)、
勝負所で優位に立てるような"切れ"のある馬が最後は勝つ…というイメージ。
選択の過程で、その順序だけは間違えないようにしたいところ。
好走の条件
・高い持久力&スピード耐性&持続力が必要(大前提)
勝ち馬の条件
・(上記条件に加えて)切れがあること
0 件のコメント:
コメントを投稿