2022年7月8日金曜日

CBC賞@小倉回顧(ラップ分析)2022


まとめ
  • 馬場を考えても速い流れから→最後は少し落ち込んだ展開。
  • 高い持久力が問われた。

CBC賞結果

テイエムスパーダ1.05.8 34.0 01-01
タイセイビジョン1.06.4 33.5 14-12
アネゴハダ1.06.5 34.4 03-03
スマートリアン1.06.7 33.7 15-15
メイショウチタン1.06.8 34.4 08-08

天候:曇 芝:良
上り4F:44.4 3F:34.0
前半3F:31.8
11.4-10.0-10.4-10.9-11.1-12.0



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半が(馬場を考えても)かなり速くなり、勝負所で
多少は踏みとどまっているものの、最後は落ち込んだ形。

今回の特徴は、やはり前半の速さ。
何とか9秒台までは突入しなかったものの、一歩目から高い水準のラップを刻み
続けた格好で、入り方も勝ち時計も、とにかく"速い"レースになった。
適性的には当然、高い持久力が問われた。

脚質的には、前から掲示板に載ったのは斤量が40kg台の2頭だけだし、前半から
極端に脚を使う展開の中で、基本は差し馬が優勢だったとは思う。

ただし、例えば後方から浮上したタイセイビジョンでも、前後半の差がコンマ
6秒の前傾で、普通ならそこそこ流れに乗りつつ→交わすだけ…という競馬を
したようなバランス。結局は地力があってこそだった。

この先に向けては、印象として少し特殊に思えるレースではあったが、実際には
展開面でごまかしが利かず、開幕週の馬場でも内が絶対という訳ではなかった。
その点で、上位の地力をまずは信頼…という結論にしておきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

テイエムスパーダ
スタートは抜群という訳ではなかったが、軽斤量を活かしてしっかりハナを取り
切って、厳しいペースで引っ張りつつ→上がりをまとめての完勝。
48kg&速い馬場による部分は当然大きかっただろうが、これまでは「速い流れ」
よりも「締まった流れ」の方が合っていそうな印象ではあったので、その点では
新味を出したと言えるし、馬場のバイアスを考慮しても、前3F:31秒台という
のはやはり厳しさがあったはず。その持久力は当然認めておきたい。
次走は北九州記念とのこと。(2週間の中休みはあるが)開催を重ねて馬場は
進み、斤量も増えて条件的には厳しくなるだろうが、馬格はある方なので多少の
加算は問題ないだろうし、元々は平均的に脚を使うことも出来ている馬。
馬場&ペースに対して柔軟に対応できれば、再び活躍する可能性も十分あって
良さそう。注目しておきたい。



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