- 前半ある程度速く、道中も締まった展開が基本。
- 一定の持久力が必要。
- (切れ&)末脚の持続力が問われる。
- 予想◎パンサラッサ
過去のラップタイム
2021 12.5-10.9-11.5-12.5-12.5-12.4-11.8-11.8-11.7-11.92020 12.7-11.1-12.0-12.3-12.2-12.2-11.7-11.7-11.6-11.9
2019 12.6-11.0-12.5-12.0-11.8-12.1-12.0-12.0-11.9-12.2
2018 12.5-10.4-11.5-12.1-12.6-12.4-12.0-12.6-12.5-12.5
2017 12.7-11.0-11.7-13.0-12.3-12.1-11.9-11.9-11.8-12.0
2016 12.7-10.9-12.0-12.2-12.1-12.2-12.7-12.5-12.1-12.3
2015 12.5-10.9-11.7-11.9-11.9-12.0-11.9-12.0-12.1-12.1
2014 12.6-10.7-11.6-11.6-11.9-12.1-12.3-12.3-12.0-12.0
2013 12.6-11.3-12.3-12.8-12.7-12.7-12.4-12.7-13.0-14.0 函館開催
2012 12.8-10.6-11.6-12.2-12.3-12.3-11.7-12.0-11.4-11.8
過去10年の平均ラップタイム(2013年は除く)
12.62-10.83-11.79-12.20-12.18-12.20-12.00-12.09-11.90-12.08
1.59.89
ラップ傾向
(過去記事の転載)過去の平均ラップタイムを見てみると、前半ある程度速い流れから、道中は一旦
落ち着くもののあまり緩まない展開、その後勝負所で徐々に加速して行き、最後
まである程度のスピードを維持する形。
このレースでは、緩んだ展開になった年も一応はあるものの、基本的には道中が
締まった流れになることが多くて、さすがに夏随一の格が問われるレースだけに
一定の持久力は必要になる。
その一方で、同じ2000mでも他のローカル競馬場と比べて(カーブ比率が高く)
最初の直線が短い構造になっていることもあって、極端に速い前半→終いの粘り
勝負…という展開は稀。
つまり、ある程度の上がり性能は欲しいところで、適性的には、後半のペース
アップについて行ける程度の切れと、早仕掛けの展開でも最後まで止まらない、
末脚(トップスピード)の持続力を備えていることが重要になる。
(結局は総合力勝負というイメージが強い)
脚質的には直線の短いコースだけに、ある程度好位からの馬が持続力を発揮して
押し切る形が基本になりそうだが、そこにあまり息を入れられない展開からでも
捲くっていけるような、持続力に優れた差し馬が突っ込むというイメージ。
(とにかく長い脚を使えるという点の裏付けだけは欲しい)
好走の条件
・一定の持久力が必要
・(切れ&)末脚の持続力があること
予想
週中や朝の雨の影響で、土曜はかなり時計が掛かっていた。
日曜は晴予報だが、今からそれが回復するのかどうか…。
(⇒走法などは少し気にしてみたい)
◎パンサラッサ
前に行く競馬が定着して以降は、飛ばして→(最後落としつつも)粘る形でも、
平均的に脚を使って→押し通す形でも勝利していて、適性の幅を見せつつ地力を
示している馬。グランプリ型のレースでは(この手の馬にとっては)難しさが
あったが、ここではやはり有力な存在に思える。
走法の部分でも、惰性というよりも、最後までしっかりと脚を動かして…という
タイプなので、今の馬場にもハマって良さそうだし、ここで巻き返す可能性は
十分にありそう。期待しておきたい。
○ソダシ
昨年はここで勝利。その時は道中で一旦息を入れられる場面があったし、今回
想定されそうな展開とは違っていたが、元々は札幌2歳Sで(距離は1F短いが)
前傾の締まった展開でも結果を出している馬。こなす可能性は十分にありそう。
どちらかと言えば、フットワークが特徴的なタイプではあるので、今の馬場が
ピッタリか?と言えば難しいところだが、パワーは当然あるし、とにかく調子が
素晴らしく良さそう。やはり頭まで考えておきたい。
▲ユーバーレーベン
勝ち切ったオークスを除くと、実力は示しつつも、あと1つ足りない…という
経歴になっているが、その理由として、前半でしっかりと引っ張られる展開に
なかなか遭遇しない…というのはありそう。
その点、ハッキリと前傾だった札幌2歳Sでは、ソダシに敗れはしているが、
2段階で脚を使いつつ→最後までしっかり迫っているし、あれこそがこの馬の
強さ…という気がする。条件が好転しそうなここでこそ、注目したい存在。
注ジャックドール
大阪杯は、負けはしたものの、前半から厳しいラップを踏みつつ→しっかりと
粘りは見せた格好。金鯱賞や白富士Sの内容も含めて、地力は当然上位。
タイプ的に、飛ばすというよりも締めつける形でこそ…というイメージなので、
パンサラッサがいる状況でどうか?というのはあるし、フットワークを活かして
伸び伸びと走った方が良さそう…という点で、今の馬場にハマるか?も微妙。
そのあたりで評価は1つ控えるが、実力的にやはり可能性は考えておきたい。
△アンティシペイト
福島民報杯は、前3Fを33.2秒で入った展開に引っ張られて、自身としても前半~
道中を高い水準で進めつつ→上がりをまとめての完勝。
パンサラッサが作る展開への対応…という点では、1つの裏付けにはなりそう。
札幌でも、出走したレースは全て異なる条件…という中で、しっかりと結果を
出しているし、適性はありそう。相手には考えておきたい。
△ハヤヤッコ
函館記念は、(馬場を考えれば)かなり速い流れに引っ張られて、自身も前傾の
内容を示しつつ、持久力を発揮しての勝利。
その時の条件から言って、普通はここへのつながりは微妙…とはなるが、今回も
前がしっかり引っ張りそうだし、時計水準もこの馬寄りになるかも知れない。
可能性としてはあっても良さそうな雰囲気ではある。注目はしてみたい。
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