- (前半~)道中が速くなって→上がりの掛かった展開。
- 持久力が問われた。
札幌記念結果
1 | ジャックドール | 2.01.2 | 37.3 | 03-04-03-02 |
2 | パンサラッサ | 2.01.2 | 37.7 | 01-01-01-01 |
3 | ウインマリリン | 2.01.4 | 37.4 | 03-03-03-03 |
4 | アラタ | 2.01.5 | 36.9 | 06-06-06-06 |
5 | ソダシ | 2.01.8 | 37.5 | 05-05-05-03 |
6 | グローリーヴェイズ | 2.01.8 | 37.0 | 09-08-07-07 |
天候:晴 芝:良
上り4F:49.5 3F:37.7
前後半1000m:59.5-61.7
12.6-10.9-12.0-12.1-11.9-12.2-11.8-12.4-12.6-12.7
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半まずまずの入り方から、道中は(馬場を考えれば)
締まった展開で、ラスト3Fは落ち込んだ形。
今回の特徴は、(前半~)道中の水準の高さ。
周ってくるだけで負荷が掛かる馬場での締まった流れ…という部分で、どの馬も
一様に力を使ってしまって→最後は脚が残らなかったイメージ。
実際に後方からの馬の挙動をチェックしてみても、道中で極端に脚を使って→
上がりは止まりながら…という内容になっているし、適性的には、シンプルに
持久力というレースだった。
脚質的には、元々この週は"差しにくさ"を感じさせる馬場ではあったが、上記の
ように厳しい追走になったことで、後続もしっかりとは上げられず、それらの
合わせ技のような形で、結局は流れに乗っていた馬が上位を占めた。
(もちろん前の馬も地力があってこそ)
この先に向けては、厳しい展開ではあったので、まずは上位の地力を信頼して
おきたいし、それらの活躍に素直に期待したいところ。
あとは(馬場も含めた)適性面や位置取りで、細かい上げ下げを考えたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ジャックドール
前を射程圏に入れたポジションから、勝負所で徐々に迫りつつ→最後キッチリと
捕えての勝利。個人的に今回は、走法の部分でこの手の馬場が向くのかどうか?
という見方をしていたのだが、(合っていたというよりも)地力で何とかして
しまったイメージで、それほどに今はいい状態ということなのだろう。
平均的に脚を使う形で高いパフォーマンスを発揮しているタイプ的に、ここで
位置取りにこだわらない競馬ができたことも大きいし、もっとフットワークを
活かせそうな舞台に替われば、さらなる前進を示す可能性もありそう。
天皇賞でも、やはり注目しておきたい1頭ではある。
パンサラッサ
今回は平均的に脚を使うパターンではなく、(実質)しっかりと飛ばした内容
だが、馬場の影響もあって絶対的に速いスピードという訳にはいかなかった分、
アドバンテージを取れなかった格好。
それでも最後まで十分に粘りは見せたし、改めて地力は示したと言える。
タイプ的には、最後(フットワークで)惰性を効かす…というよりも、しっかり
脚を動かして粘る…という馬なので、坂上の長い東京に替わって得をするか?は
微妙だが、その先(海外?)も含めて、当然注目はしていきたい。
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