2022年8月19日金曜日

関屋記念回顧(ラップ分析)2022


まとめ
  • ゆったりとした流れから、勝負所で一気に加速する展開。
  • 切れが問われた。

関屋記念結果

ウインカーネリアン1.33.3 32.9 02-02
シュリ1.33.4 33.1 01-01
ダノンザキッド1.33.4 32.6 06-06
スカイグルーヴ1.33.6 33.0 05-04
ピースワンパラディ1.33.7 33.2 03-02

天候:曇 芝:稍重
上り4F:44.9 3F:33.0
前半4F:48.4
12.7-11.4-12.1-12.2-11.9-10.8-10.6-11.6



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半から落ち着いた入り方をしつつ、道中もなかなか
ペースが上がらない展開。勝負所もじっくりした形から→ラスト3Fで一気に
加速して、上がりが速くなった。

今回の特徴は、言うまでもなく前半~道中の遅さ。
稍重発表の馬場ではあったが、やはりゆったりと流れた扱いで、直線に向くまで
ほとんど動きのない競馬から→完全にラスト3Fの戦いになった。
適性的には当然、切れが問われた。

脚質的には、この流れなのでさすがに好位の馬が有利だったと言えそうだが、
後方からでも32秒台の脚を使えた馬は少なかった。
直線ではキックバックが目立つシーンもあったし、上げ切れない馬場だった…
ということが、余計にその傾向に拍車をかけたのかも知れない。

この先に向けては、さすがにこの展開で地力云々は言えないので、そこは他の
レースと合わせて考えていきたいところ。
シンプルに、上がりをまとめる…という部分での裏付けとして扱っていきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ウインカーネリアン
谷川岳S↓と近いラップの中で、番手から→しっかり決め手を発揮しての勝利。
(12.7-11.4-12.1-12.4-11.6-10.8-10.9-11.7)
展開面ではやはり恵まれた部分もあるが、この馬の場合は、休養前の幕張Sの
ように、締まった展開でも強い競馬ができているし、本来のイメージとしては
どちらかと言えばそちら。
合わせ技で考えれば当然プラスに捉えることもできるし、秋も面白い存在になる
可能性は十分にありそう。注目しておきたい。



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