- 落ち着いた展開からの→決め手勝負。
- 切れ&トップスピードの持続力が問われた。
新潟記念結果
1 | カラテ | 1.58.9 | 33.3 | 07-07 |
2 | ユーキャンスマイル | 1.59.2 | 33.0 | 17-17 |
3 | フェーングロッテン | 1.59.3 | 33.9 | 03-03 |
4 | フォワードアゲン | 1.59.4 | 33.8 | 07-07 |
5 | ヒートオンビート | 1.59.5 | 34.1 | 04-04 |
天候:晴 芝:良
上り4F:45.9 3F:33.8
前後半1000m:60.5-58.4
13.1-11.4-12.1-11.7-12.2-12.5-12.1-11.2-11.0-11.6
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半落ち着いた入り方をしつつ、道中も平均弱の水準で
流れて、勝負所でしっかりと加速する形から→上がりが速くなった。
今回は、はっきりとした後傾戦。
後半部分で大きな変化がついて、尚且つラストまであまり落ちない形…という
ところで、適性的には、切れ&トップスピードの持続力が問われた。
脚質的には、比較的流れに乗っていた馬たちに、後方から決め手を発揮した馬が
食い込んだ…という構図。もちろん適性にも依るが、展開を考えれば、好位~
中団辺りまでが基本だった…とは言えそう。
この先に向けては、上位の性能は認めつつ、地力の面では他のレースと合わせて
…と言いたいところだが、今回は斤量を背負った実績馬のワンツー。
まずは素直にそれらを評価しておきたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
カラテ
昨年も新潟では関屋記念で2着している馬だが、その時は淀みのない展開の中で
持ち前の持続力を発揮した格好。最後まで落とさない…という部分では適性通り
だが、今回は加速の場面でも結構あっさりと先頭に立っていたし、ここへきて
新味を出してきた雰囲気ではある。
マイルのスピードに対応していた馬が、距離延長&上がり勝負で結果を出したと
なると、10月の府中あたりも気になってくるし、秋も当然注目はしておきたい。
ユーキャンスマイル
長距離を走れる馬が、中距離の落ち着いた展開で持久力を決め手に変換する形で
好走…というのは往々にしてあるが、今回はまさしく…といった印象。
まだまだこのレベルでは出来るところを示した。
同じようなパターンで言うと、京都大賞典あたりでは面白そうだが(展開には
依るが)、やはり次は例年通りに天皇賞だろうか。
現役生活をあとどれくらい続けるのか分からないが、個人的にも結構思い入れの
ある馬。その雄姿をしっかりと見届けたい。
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