- 前半でしっかり引っ張られつつ、後半も長い脚を使う展開。
- 高い持久力&持続力が問われた。
セントライト記念結果
1 | ガイアフォース | 2.11.8 | 34.7 | 06-06-05-04 |
2 | アスクビクターモア | 2.11.8 | 35.0 | 03-03-03-02 |
3 | ローシャムパーク | 2.12.3 | 35.0 | 07-07-07-07 |
4 | セイウンハーデス | 2.12.7 | 36.0 | 02-02-02-02 |
5 | ラーグルフ | 2.12.8 | 35.4 | 09-08-08-08 |
天候:曇 芝:稍重
上り4F:47.0 3F:35.3
前半1000m:60.3
12.3-11.0-12.1-12.4-12.5-12.3-12.2-11.7-11.6-11.5-12.2
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半がある程度速くなって、道中も(形としては一旦
落ち着いたものの)一定以上の水準を保つ流れ。上がりはラスト4Fからしっかり
仕掛けて→最後は落ちる…という展開。
今回の特徴は、まずは前半の速さ。
そこでしっかりと引っ張られつつ、道中も(特別に速くはないものの)十分に
溜められた訳ではなかったため、後半は余力勝負というイメージになった。
そしてその後半も、ジワジワと加速するというよりも、一気にアクセルを踏み
込む形の4F勝負。長い脚を使いつつ、地の強さの部分でもごまかしが利かず、
適性的には、高い持久力&持続力が問われた。
脚質的には、それなりに流れに乗っていた馬が上位には入っているが、上がり
タイムを見ても、後ろが脚を余したような内容にはなっていない。
結局はこれも、地力が反映された印象ではある。
本番に向けては、とりあえず今回は個人的な指数も高く出ているし、シンプルに
上位の実力を信頼しておきたいところ。
当然、後ろを離しつつ接戦を演じた2頭に関しては、大いに注目したくなる。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ガイアフォース
それなりに流れに乗りつつも、じっくりと進めて、勝負所では相手に積極的に
勝負を挑みつつ→最後キッチリと捕えての勝利。高い地力を示した。
本番は、2400mの経験もない状態で一気の距離延長となるが、ゆったりとした
走りからはこなせても良さそうだし、このパフォーマンスであれば、十分有力な
存在にはなりそう。
坂上で見せた"惰性力"を考えると、本質的には京都の方がイメージは合うのかも
知れないが…、阪神でもしっかりと注目はしておきたい。
アスクビクターモア
好位外から前を眺めつつ正攻法の競馬をして、直線では並ばれてから→二枚腰を
使っての粘り込み。最後は結局交わされたものの、相手と比べればこちらの方が
前半で脚を使っていたこともあるし、道中では少しテンションが高かったことも
考えれば、やはり十分に地力は示したと言える。
前半から脚を使いつつ、道中は抑えて→後半で再び長い脚を使う…という内容
的にも、タイトルホルダーと通じるものがあるし、阪神内回りに対する適性は
備えていそうなタイプ。そのイメージからは、いい予行演習になった…という
雰囲気だし、本番でも当然期待はしておきたい。
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